NHK紅白歌合戦:“令和初”総合司会は3年連続で内村光良 紅組は4年ぶり綾瀬はるか 白組は2年連続で嵐・櫻井翔

「第70回NHK紅白歌合戦」の総合司会に決まった内村光良さん(右)と紅組司会の綾瀬はるかさん
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「第70回NHK紅白歌合戦」の総合司会に決まった内村光良さん(右)と紅組司会の綾瀬はるかさん

 大みそかに放送される「第70回NHK紅白歌合戦」の総合司会を、お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良さんが担当することが10月18日、明らかになった。内村さんは一昨年の第68回、昨年の69回に続く3年連続の総合司会となる。また紅組司会は4年ぶり3回目となる、女優・綾瀬はるかさんに決定。白組司会は個人としては昨年に続き2回目となる、人気グループ「嵐」の櫻井翔さんが務める。

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 内村さんは「令和元年。そして70回という記念の年。さらに『夢を歌おう』というテーマの最後の年。個人的にも一つの区切りとして、紅白という満ち足りた空間を噛みしめながら終えられたらと思っています。綾瀬さん、櫻井さんと共に紅白すべての歌手の皆さんを全力で盛り上げていきたいと思います。 そして、私を3度推薦してくださった(コント番組『LIFE!』のキャラクターの)NHKアメージング・ディレクターの三津谷寛治氏に感謝します」とコメントしている。

 また、綾瀬さんは「皆さんにとって良い年越しとなりますように、そして良い年を迎えられますように、出場アーティストの皆さんと楽しく、温かく、元気が湧いてくるような紅白歌合戦にしたいと思っています。3度目の紅組司会を務めさせていただきますが、一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします」とコメント。

 櫻井さんも「平成最後の、そして、令和最初の紅白歌合戦の白組司会。時代の大きな節目に、2年連続で大役を仰せつかり、身の引き締まる思いです。昨年、内村さんの背中を見ながら過ごした紅白は、まぶしいほど華やかで、ふと笑顔になってしまうものでした。周りをパッと明るくする司会をされる綾瀬さんとの3人で、新たな時代の、そして2020年へのファンファーレとなるような番組をお届けできたらと思います。心の限り、務めあげたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます」と語っている。

 “令和初”となる「第70回NHK紅白歌合戦」は12月31日午後7時15分~同11時45分にNHK総合ほかで放送される(途中ニュースで中断あり)。

 ◇NHK制作局・第5制作ユニット<音楽・芸能>ジャンル長・二谷裕真さんのコメント(司会者の起用理由など)

 「NHK紅白歌合戦」は、2016年から4年にわたって「夢を歌おう」をテーマに掲げてまいりました。70回を迎える今年は、その締めくくりの年です。平成から令和へと元号が変わり、来年には、いよいよ東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。今回の紅白では、そんな新たな時代に希望をもたらしてくれる歌の数々を世界中にお届けし、輝かしい未来へみなさまの夢を“歌の力”で応援します。

 内村光良さんは、3年連続の総合司会です。そのお人柄や、ユーモアのセンス、そして何より、歌手の方々や歌を大切にしてくださるお気持ちが、多くのみなさまの共感を呼んできました。今年は、連続テレビ小説「なつぞら」での温かな“語り”も、お茶の間で大きな話題となりました。4年間の「夢を歌おう」というテー マを全うするにあたり、総合司会として最もふさわしい方が、内村さんだと考えています。

 紅組の司会を担当する綾瀬はるかさんは、4年ぶり3度目の紅組司会となります。人気、実力ともに、いまや日本を代表する女優のお一人。これまでの紅組司会でも、被災地に寄り添う企画など、感動の名シーンをたくさん作ってくださいました。「八重の桜」「精霊の守り人」、そして「いだてん」と綾瀬さんには数々のNHKドラマで、強くて優しい女性を演じていただきましたが、第70回紅白でも、力強く紅組を率いていただけると確信しています。

 白組の司会は、2年連続で、櫻井翔さんにお願いしました。ご承知のようにさまざまな番組で、司会やキャスターとしての実力を発揮されています。昨年の紅白でも、白組だけでなく紅白全体をリードしていただき、心から感謝しています。令和初の紅白を盛り上げていただくために、今年も櫻井さんの素晴らしい進行力に大きな期待を寄せています。

 内村光良さん、綾瀬はるかさん、櫻井翔さん、この最強の司会陣のお力を借りて、我々スタッフも、全力で第70回の紅白に輝かしい歴史を刻みたいと強く願っています。どうぞご期待ください。

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