大泉洋:もはや大みそかの風物詩 紅白恒例「ブラボー!」と何回叫んだ?

大泉洋さん
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大泉洋さん

 「第73回NHK紅白歌合戦」が2022年12月31日にNHK総合などで放送され、3年ぶりに白組が優勝した。出場歌手の歌やパフォーマンスと共に注目を集めたのが俳優の大泉洋さんや女優の橋本環奈さんらの司会進行ぶりで、中でも3年連続紅白司会となった大泉さんがおなじみの感嘆のフレーズ「ブラボー!」を随所で披露し、会場を盛り上げた。実際に大泉さんは何回「ブラボー!」と“叫んだ”のか……。

ウナギノボリ

 「第73回NHK紅白歌合戦」は2022年12月31日午後7時20分に放送がスタート。SNSでは「今年の紅白の見どころは2年連続で『ブラボー!』『ブラボー!』と言いまくってた大泉洋が『ブラボー!』 を言うのか言わないのか」「大泉洋がブラボーと言ったら教えてください」といった期待の声(?)が上がる中、初「ブラボー!」が飛び出したのは、放送開始から約50分が経過した午後8時10分ごろのこと。「違う、そうじゃない」を歌った鈴木雅之さんに対してで、大泉さんは「ブラボー!」「ブラボー!」と2回連続(2ブラボー!)で叫んだ。

 「今年初の『ブラボー!』キタァ!!」「大泉洋の『ブラボー!』聞くと大みそかって感じ」などと視聴者が沸くと、午後8時14分ごろの「BE:FIRST」の歌い終わりで“1ブラボー!”、午後8時28分ごろの「IVE」のパフォーマンスを見届けて“1ブラボー!”と順調に積み上げていくかのように見えた大泉さん。だが、その後は、午後9時14分ごろの三山ひろしさんの「連続してけん玉をキャッチした人の最も長い列」ギネス記録達成の際に1回「ブラボー!」(1ブラボー!)と叫んだ以外は、“沈黙”してしまう(「純烈」「ダチョウ倶楽部」、有吉弘行さんの歌唱後も抑え気味に「ブラボ」と言っているが、叫んでないためノーカウントで)。

 次に大泉さんのエンジンが掛かり始めるのは午後10時台に入ってから。同16分ごろの加山雄三さんに対して“1ブラボー!”、同20分ごろの「Superfly」に対して“1ブラボー!”、同39分ごろの「ゆず」~「関ジャニ∞」の流れで“1ブラボー!”、同47分ごろの氷川きよしさんのときは“2ブラボー!”とヒートアップ。極めつきは午後11時14分ごろで、「天城越え」を歌った石川さゆりさんに向けて、「ブラボー!」「ブラボー!」「ブラボー!」と3回叫び、一気に“3ブラボー!”を積み上げた。

 このときはサッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会を日本代表の一員として戦った長友佑都選手との「ブラボー!」合戦となったが、結果として、今回の紅白で最後の「ブラボー!」となった。

 結局、大泉さんは番組の間、何回「ブラボー!」と叫んだのか。会話の流れなどを含まず、純粋にパフォーマンスに対しての“叫び”に限定すれば、放送ではっきりと確認できたのは計13回。この数字が多いか少ないか、感じ方は人それぞれあるだろうが、3年連続の紅白司会を通して、大みそかのちょっとした風物詩を作ったのは間違いないだろう。

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