注目映画紹介:「超・少年探偵団NEO -Beginning-」 仮面ライダー俳優続々 高杉真宙&佐野岳が謎解きと宿命に挑む

映画「超・少年探偵団NEO-Beginning-」の一場面 (C)2019 PROJECT SBD-NEO
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映画「超・少年探偵団NEO-Beginning-」の一場面 (C)2019 PROJECT SBD-NEO

 俳優の高杉真宙さん主演の映画「超・少年探偵団NEO -Beginning-」(芦塚慎太郎監督)が、10月25日から新宿バルト9(東京都新宿区)ほかで公開される。江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズが原案。名探偵・明智小五郎とその弟子の小林芳雄(小林少年)の末裔(まつえい)たちが、怪人二十面相や自身の宿命と向き合う姿を描く。高杉さんが主人公の小林少年のひ孫・小林芳狼、佐野岳さんが芳狼の親友ワタリ、堀田真由さんが明智小五郎のひ孫の明智小夜役で出演。声優の神谷浩史さんが怪人二十面相の声を担当している。

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 芳狼は、親友のワタリや幼なじみの明智小夜と高校生活を送っていた。ある日、10年ぶりに怪人二十面相が出現。芳狼に「約束の時は近い」と言い残して姿を消す。同じ頃、学校では次々と怪事件が発生。芳狼は、ある出来事から封印していた二十面相との記憶をたどり、自身に秘められた能力や宿命と向き合い始める……。

 乱歩の小説がベース。ミステリー要素はもちろんあるが、目玉は芳狼らの成長物語だ。二十面相との遭遇をきっかけに、さまざまな変化に直面し、子供時代と決別していく。

 「FINAL FANTASY」シリーズなどで知られる天野喜孝さんのデザインした二十面相はミステリアス。高杉さんと佐野さんの「仮面ライダー鎧武」以来の共演や、「仮面ライダージオウ」に出演していた押田岳さんも出演し、アクションシーンが展開されるなど、特撮ファンならニヤリとしてしまう場面も多い。シンプルなストーリーと友情や家族愛の話は共感しやすく、子供の頃に秘密基地を作ったようなワクワク感を思い出させてくれた。(遠藤政樹/フリーライター)

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