フェイクマミー
第9話 ニセ母計画崩壊!?追い込まれた家族の決断
12月5日(金)放送分
宮藤官九郎さんが脚本を手がけるNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の第40回「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が10月27日に放送され、五輪競泳金メダリストの北島康介さんが登場し、ドラマデビューを果たした。
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北島さんが演じたのは、“フジヤマのトビウオ”と異名をとった国民的ヒーローの水泳選手・古橋廣之進(ふるはし・ひろのしん)。浜松出身の古橋は、小学生のときから数々の記録を塗り替え、「豆魚雷」と呼ばれる。敗戦国の日本は1948年ロンドン五輪に参加できなかったが、田畑政治が同日程で開催した日本選手権(裏オリンピック)に自由形で出場。ロンドン五輪の金メダリストの記録を上回る世界新記録を樹立し、一躍、極貧に苦しむ日本の国民的ヒーローとなった。古橋の泳ぎは国境を越えて勇気と感動を与え、米国の新聞は“フジヤマのトビウオ”と称賛した。
平泳ぎのスペシャリストの北島さんだが、劇中ではクロールを披露したほか、古橋が裏オリンピックで1位でゴールするシーンでは、名言「チョー気持ちいい」の代わりに「気持ちいいじゃんね!」と大声を上げ、視聴者を喜ばせた。
「いだてん」は、日本人が初めて五輪に出場した明治の終わりから、東京に五輪がやってきた1964年まで、およそ半世紀を描くオリジナルストーリー。2週ぶりの放送となった第40回から最終章がスタートした。
1959年、東京オリンピックの招致活動が大詰めを迎えていた田畑政治(阿部サダヲさん)は、東京都庁にNHK解説委員の平沢和重(星野源さん)を招き、来るIOC総会での最終スピーチを引き受けるよう頼み込む。断る平沢に対し、全てを失った敗戦以来、悲願の招致のために全力を尽くしてきた自分の「オリンピック噺」を語って聞かせる田畑。それは、戦後の食糧不足の中、浜松で天才・古橋廣之進(北島さん)を見いだすところから始まり……という展開だった。
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