今週シネマ:11月1日公開の映画 「マチネの終わりに」「ブラック校則」「IT/イット」「どすこい!すけひら」…話題作続々

映画「マチネの終わりに」の場面写真(C)2019 フジテレビジョン アミューズ 東宝 コルク
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映画「マチネの終わりに」の場面写真(C)2019 フジテレビジョン アミューズ 東宝 コルク

 今週公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。11月1日に歌手で俳優の福山雅治さんと女優の石田ゆり子さんが主演し、芥川賞作家・平野啓一郎さんの同名ベストセラー小説(文春文庫)を映画化した「マチネの終わりに」(西谷弘監督)、人気グループ「Sexy Zone」の佐藤勝利さん主演の映画「ブラック校則」(菅原伸太郎監督)、スティーブン・キングさんの代表作を映画化したホラー映画「IT/イット」シリーズ完結作「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」(アンディ・ムスキエティ監督)、女優で歌手の知英さん主演の映画「どすこい!すけひら」(宮脇亮監督)が公開された。

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 「マチネの終わりに」は、世界で活躍するギタリストとジャーナリストの40代の2人が、6年間でたった3度の出会いの中で悩み、愛し合っていく物語。深まる秋にぴったりの大人のラブストーリーだ。

 天才として名をはせるも、現状の演奏に満足ができず、自分の音楽を見失い、苦悩を抱えるクラシックギタリストの蒔野聡史(福山さん)はパリでの公演を終え、パリの通信社に勤務するジャーナリストの小峰洋子(石田さん)と出会う。2人は出会った瞬間から引かれ合い、徐々に心を通わせていくが、洋子には婚約者であるリチャード新藤(伊勢谷友介さん)の存在があった。そのことを知りながらも、蒔野は自身の思いを抑え切れずに洋子に愛を告げる。しかし、2人を取り巻くさまざまな現実から思いがすれ違っていく……というストーリー。

 「ブラック校則」は、「男女は1メートル以上離れる」「下着は白のみ着用可」といったブラック校則に青春をゆがめられた女子高生を救うために、2人の男子高生が立ち上がる青春ストーリー。ブラック校則に縛られた学校生活の中、佐藤さんがクラスの最底辺で最低の青春を生きる高校2年生の小野田創楽、人気グループ「King & Prince」(キンプリ)の高橋海人さんが創楽のクラスメートで親友の月岡中弥、モトーラ世理奈さんが同級生の町田希央を演じている。

 「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」は、2017年に公開された「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」の続編。「ルーザーズ(負け犬)」と自称していた落ちこぼれの子供たちは成長し、それぞれ活躍していた。27年前の1989年夏に起きた連続児童失踪事件と同様の不審な事件が頻発。マイクから連絡を受けたルーザーズの面々は約束を守るため帰郷することを決意する。しかし“それ”に打ち勝つ唯一の方法は、それぞれのトラウマに再び向き合うことだった……という展開。

 「どすこい!すけひら」は清智英さん原案、たむら純子さん画の同名マンガが原作。元おデブ(どすこい)の鈍感女子を巡る三角関係コメディーだ。大好きなチョコレートに囲まれて暮らすため、イタリアに移住したぽっちゃり体形の綾音(知英さん)。ひょんなことから事故に巻き込まれ、昏睡状態から目覚めると、誰もがうらやむナイスバディーに変身していた。ある日、サロンの超VIPで人気アイドルの湊拓巳(草川拓弥さん)から食事に誘われる。拓巳に淡い恋心を抱く綾音だが、拓巳には恋人がいることが分かり……。

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