シュワちゃん&リンダ・ハミルトン:28年ぶり共演も「完璧に自然にできた」 若かりしサラ&T-800のシーンで涙した理由とは?

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映画「ターミネーター:ニュー・フェイト」に出演するアーノルド・シュワルツェネッガーさん(左)とリンダ・ハミルトンさん

 大ヒット作「ターミネーター2(T2)」(1991年)の正統な続編でシリーズ最新作「ターミネーター:ニュー・フェイト」が全国で公開中だ。28年ぶりに顔をそろえたT-800役のアーノルド・シュワルツェネッガーさんと、サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンさん。「ターミネーターの仕事を辞めず、やり続けていたのかと思うぐらい、お互い心地良く臨むことができた」「完璧に自然にできた」と語る2人に、久しぶりに共演した感想などを聞いた。

 ◇35年におよぶ友情

 今作で「T2」以来、28年ぶりにサラを演じたハミルトンさん。T-800役のシュワルツェネッガーさんとの共演シーンについて聞くと「安心してできたと思います」と笑顔を見せ、「(『T1』以降の)35年におよぶ友情もあったと思いますが、不思議な感じが無かったんです。すごくいい気分がして、とても自然な感じがしました」と振り返る。

 舞台は「T2」から25年後。サラは次々と出現するターミネーターと戦い続ける女性戦士となり、「T2」で消滅したのとは別のT-800が登場、T-800が、サラの人生に影響を及ぼしている。劇中で2人が初めて出会うシーンでは、サラがT-800に対して怒りをあらわにしている。初期の撮影だったが、「いきなりキャラクターに入り込むのが大変なシーンでしたが、完璧に自然にできたと思います」と語る。

 一方のシュワルツェネッガーさんも「私たちの出会うシーンは、監督がうまく組み立てたと思っています、自分たちはこの28年間、ターミネーターの仕事を辞めたことがなく、やり続けていたのかと思うぐらい、お互い心地よく臨むことができました」とハミルトンさんに同意。「お互い敬意をもって思いやり、あらゆる意味で助け合うことができ、最高でした」と語る。

 ◇T-800の心は半分人間に「進化した」

 演じたキャラクターの魅力について、ハミルトンさんは「自分の使命がなくなり、怒りも大きくなっていて、人類もそれほど愛しておらず、すべてを失い、途方に暮れているので、今までと全く違うサラの状態です」と話す。

 シュワルツェネッガーさんは「T-800は、1作目ではサラを殺すためのサイボーグで、彼女を追うために邪魔になるものは殺していくという、殺戮(さつりく)マシーンだった。『T2』に関してはサラを守る側としてプログラミングされていました」と回顧する。

 「この作品では、人間の行動を取り込み、半分人間で半分機械。演じている上で、殺す機械と人間の感情を切り替えていくのがとても興味深かったです」と話し、「これまでは肉体部分が半分機械、半分人間でしたが、今回は心の部分も半分機械、半分人間になっています。進化したと思っています」と語る。

 ◇若かりしサラ「もっと激しく演じてほしかった」

 劇中で、若かりし頃のサラとT-800が対峙(たいじ)するシーンも描かれている。当該シーンは代役を立て、顔などにCGを合成して作り上げたそうで、ハミルトンさんは「ほかの人がサラを演じ、もっと激しく演じてほしいのに、そのようにやってもらえなかったのが、本当につらくて……」と吐露。「(代役に)『サラはこう演じるの』と教えられず、家に帰って泣いてしましました。目を腫(は)らして泣きました」と明かす。

 シュワルツェネッガーさんは手術を受けていた関係で、そのシーンの撮影に立ち会えなかったといい「リンダが言っていたように、自分じゃないのは奇妙なことだし、自分ならこういう動きでアプローチをしたんじゃないかと思いましたが、自分ではコントロールできないところですね」と語っていた。

 「ターミネーター:ニュー・フェイト」は、「T2」から25年後の世界が舞台。メキシコシティの自動車工場で働く女性、ダニーが弟のミゲルとともに、ターミネーターREV-9に襲われる。彼らを守ったのは、2042年の未来から送り込まれた強化型兵士のグレースだった。工場を脱出しても、執拗(しつよう)に追ってくるREV-9。彼女たちを助けたのは、ハイウエーで待ち構えていたサラ。ターミネーターの情報を知らせる謎のメールが誰かから届くと告白したサラは、発信元のテキサス州のエルパソへ向かう……。

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