ラストレター:矢部太郎のアパートが劇中に登場 本人も郵便配達員役で出演 

映画「ラストレター」に出演した矢部太郎さん(中央)、岩井俊二監督(左)と共演の福山雅治さん(右) (C)2020「ラストレター」製作委員会
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映画「ラストレター」に出演した矢部太郎さん(中央)、岩井俊二監督(左)と共演の福山雅治さん(右) (C)2020「ラストレター」製作委員会

 お笑い芸人の矢部太郎さんのシリーズ累計100万部を突破したマンガ「大家さんと僕」の舞台となったアパートが、映画「Last Letter(ラストレター)」(岩井俊二監督、2020年1月17日公開)に登場することが12月16日、明らかになった。矢部さん本人も郵便配達員役で出演する。

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 福山雅治さん演じる小説家・乙坂の部屋として、本がたくさんあるロケ場所を探していた際、スタッフの1人が矢部さんと接点があり、本好きである矢部さんのアパートをロケハン。矢部さんを現場に紹介したスタッフは、「大家さんと僕」を知らなかったという。

 その後、岩井監督が「矢部さんに出演してほしい」とオファーし、矢部さんの出演が実現。矢部さんが演じる郵便配達員は、乙坂に手紙を手渡す重要な役どころで、矢部さんは「ずっと昔から何度も繰り返し見ていた岩井俊二さんの映画に出演して、福山雅治さんとお会いして美しい夢のようでした。あの大切な時間が映画の中に永遠に残り、見た人の心にも残り続けることを大変うれしく思います」とコメントしている。

 映画は、手紙の行き違いがきっかけで始まった二つの世代の男女の恋愛と、それぞれの心の再生と成長を描く。宮城に住む裕里(松たか子さん)は、姉の未咲の葬儀で、未咲の一人娘の鮎美(広瀬すずさん)から、未咲宛ての高校の同窓会の案内と未咲が鮎美に残した手紙の存在を知らされる。未咲の死を知らせるために裕里が同窓会に行くと、姉と勘違いされてしまう。そこで姉と同学年だった初恋の相手、乙坂鏡史郎(福山さん)と再会し、勘違いから不思議な文通が始まる……という展開。

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