福地桃子:「なつぞら」後初のドラマ出演 茶髪で“重度の中二病患者”に 連ドラ「女子高生の無駄づかい」

2020年1月スタートの連続ドラマ「女子高生の無駄づかい」に山本美波役で出演する福地桃子さん
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2020年1月スタートの連続ドラマ「女子高生の無駄づかい」に山本美波役で出演する福地桃子さん

 女優の広瀬すずさん主演のNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の夕見子役で話題になった福地桃子さんが、2020年1月にスタートする連続ドラマ「女子高生の無駄づかい」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分)に出演することが12月17日、明らかになった。福地さんは「なつぞら」後初のドラマ出演で、重度な“中二病”を患う山本美波(通称ヤマイ)を演じる。福地さんは「髪色も原作のイメージに変えて、気持ちも引き締まりました」と話し、茶髪にツインテールのヤマイのビジュアルも公開された。

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 ドラマは、テレビアニメ化もされたビーノさんの同名コメディーマンガが原作。さいのたま女子高等学校(通称さいじょ)を舞台に、個性的な女子高生たちの日常を描く。ドラマは、タレントで女優の岡田結実さんが問題児の主人公・田中望(通称バカ)を演じる。

 福地さんが演じるヤマイは、重度な中二病ゆえに、いつも頬にばんそうこう、右腕に包帯をしているというキャラクター。群れるのが嫌いと言って距離を取っているがそんな自分を責めており、実は寂しがり屋だという。

 福地さんは出演について「『なつぞら』をきっかけに知ってくださった方がたくさんいるということはとてもありがたいことで、これからだなと思っています。マンガ原作のものに携わらせていただくのは今回が初めてということでまた新たな挑戦になるなという気持ちです。役柄もこれまでの役に比べるとかなりギャップがあるのでそういった意味では、違った一面を感じてもらえる機会になればなと思っています」と語っている。

 「女子高生の無駄づかい」は2020年1月24日から毎週金曜午後11時15分に放送。

 ◇福地桃子さんのコメント全文

 ――福地さんにとって今作が朝ドラ後初のドラマ出演となります。今の心境は?

 「なつぞら」をきっかけに知ってくださった方がたくさんいるということはとてもありがたいことで、これからだなと思っています。マンガ原作のものに携わらせていただくのは今回がはじめてということでまた新たな挑戦になるなという気持ちです。役柄もこれまでの役に比べるとかなりギャップがあるのでそういった意味では、違った一面を感じてもらえる機会になればなと思っています。

 ――重度の中二病患者ヤマイを演じると知ってどう感じましたか?

 個性の強い登場人物が多い中で、なぜこの役を私がいただけたのか……とてもトリッキーな役に驚きましたが、ありがたいなという気持ちです。ヤマイのせりふは普段使わない言葉ばかりだけれど、このせりふを言えるのが待ち遠しいな……と思っている自分がいるほど、異世界にいるようなヤマイの独特な存在感にときめきます。

 ある時は百葉箱の上、ある時は木の上からと驚く展開ばかりですが、いろんなところから眺める景色が今からとても楽しみです。髪色も原作のイメージに変えて、気持ちも引き締まりました。岡田結実さん演じるバカをはじめとする同級生の皆さんとのやり取りで、それぞれのキャラクターの魅力を引き出すことができたらうれしいですし、ヤマイの素直で可愛らしい部分もお見せできたらいいなと思います。

 ――ドラマに対する意気込みコメントをお願いします。

 女子高生の学園ものなのにキラキラとした輝きゼロ、という新鮮味がとてもあり、ある意味そこに一番の楽しみを感じています。ドラマを見てくださる方の毎週金曜日が、いつもよりも明るい気持ちになりますようにとそんな気持ちを込めてお届けしたいです。皆さんと力を合わせて、頑張ります!

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