絶対零度:“南”柄本時生が初回ゲスト 柄本明と民放ドラマ10年ぶり親子共演も

連続ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」初回にゲスト出演する柄本時生さん(C)フジテレビ
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連続ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」初回にゲスト出演する柄本時生さん(C)フジテレビ

 俳優の沢村一樹さん主演のフジテレビ系“月9”枠(月曜午後9時)で放送される連続ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」の初回(1月6日放送)に、俳優の柄本時生さんがゲスト出演することが1月6日、分かった。同ドラマには父親の柄本明さんが出演しており、2010年10月期の「Q10」(日本テレビ系)以来、民放ドラマで約10年ぶりの親子共演を果たす。

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 「絶対零度」シリーズは、シーズン1(2010年)とシーズン2(2011年)で、新米女性刑事、桜木泉の活躍と成長を描いた。シーズン3となる前作の「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(2018年)では、元公安エリート刑事の井沢範人(沢村さん)が「未然犯罪捜査システム」(=ミハンシステム)を駆使して危険人物を割り出し、“未来の犯罪を予測して捜査する”チームの活躍を描いた。

 柄本時生さんは、前作で資料課所属の南彦太郎役でレギュラー出演しており、今回は同役でゲスト出演。南は、入庁以来ずっと資料課に所属し、人付き合いが苦手。パソコンには精通しており、勤務中もパソコンに向かって引きこもり状態という人物。ミハンシステムの割り出した危険人物の捜索のため、井沢らと共にクルーズ船での潜入捜査を行う。南はこの捜査を最後に結婚退職し、主夫になるという設定。さらに、劇中で南は新たにミハンメンバーとなる、柄本明さんが演じる加賀美聡介とも遭遇するという。

 今回の新作は、大規模なテロが今まさに起きようとしている数カ月後の未来から始まる。何者かによって、東京都内数カ所に警戒最大レベルの爆発物が仕掛けられ、官邸から非常事態宣言が発動。SATや爆発物処理班が出動し、ミハンの山内徹(横山裕さん)、小田切唯(本田翼さん)も捜査に参加する。爆発物の捜索をする小田切は、ある部屋で、銃殺された女性とその横で拳銃を手にし、涙を浮かべながら立ち尽くす井沢を発見する……という展開。初回は30分拡大。

 ◇柄本時生さんのコメント

 ――オファーを受けた際の気持ち

 レギュラーとして出演できないのは残念でしたが、脚本の中でゲストとして生かしていただいて、ありがたかったです。

 ――本田翼さんと、久しぶりの共演となりますが?

 控え室でずっとしゃべっていました(笑い)。会うのも前作の撮影以来、本当に久しぶりですので、共演が楽しみです。

 ――今回、柄本明さんと親子共演となりますが?

 この前まで、「BS笑点ドラマスペシャル 初代 林家木久蔵」(BS日テレ、1月11日放送)で一緒に撮影をしていたので、取り立てて感想などはありませんが、本音を言えば親子共演は嫌ですね(笑い)。家族で一緒というのは恥ずかしいですから(笑い)。

 ――放送を楽しみにされている方々へのメッセージ。

 卒業します(笑い)。卒業させていただきますが、1話にちょびっと出演しますので、“柄本時生も、いたな~”と思い出していただけたら(笑い)。

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