元乃木坂46衛藤美彩:“花魁”奈緒を支える“遊女”に 映画「みをつくし料理帖」出演

映画「みをつくし料理帖」に出演する衛藤美彩さん(C)2020映画「みをつくし料理帖」製作委員会
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映画「みをつくし料理帖」に出演する衛藤美彩さん(C)2020映画「みをつくし料理帖」製作委員会

 アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーで女優の衛藤美彩さんが、松本穂香さん主演の映画「みをつくし料理帖」(角川春樹監督、2020年秋公開)に出演していることが2月4日、分かった。衛藤さんは、奈緒さん演じる、遊郭で頂点を極める花魁(おいらん)のあさひ太夫を献身的に支える、遊女の菊乃を演じている。

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 原作は、累計400万部を突破した高田郁さんの同名時代小説シリーズ(ハルキ文庫)。刊行10周年を記念して映画化が決定し、数々の作品を世に送り出した角川さんが、監督として“生涯最後”のメガホンをとる。

 映画は、享和2年の大坂で起きた大洪水で離れ離れになってしまった幼なじみの澪(松本さん)と野江(奈緒さん)の姿を描く。時はたち、澪は江戸の神田にある蕎麦処「つる家」の店主に助けられ、女料理人として働いていた。江戸の味になじめず試行錯誤の日々を過ごす澪だったが、やがて「つる家」の看板料理を生み出し、江戸で評判を呼ぶように。そんな澪のもとに、ある日、吉原の遊郭で料理番をしている又次(中村獅童さん)という男が現れる。又次は頂点を極めるあさひ太夫のために看板料理を作ってほしいと頼むが、実はあさひ太夫は澪と生き別れた野江で……というストーリー。

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