麒麟がくる:視聴率上昇 第13回は15.7% のちの秀吉…佐々木蔵之介“藤吉郎”も登場!

2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主演・長谷川博己さん
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2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主演・長谷川博己さん

 俳優の長谷川博己さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)第13回「帰蝶のはかりごと」が4月12日に放送され、平均視聴率は15.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前週第12回(4月5日放送)の14.6%(同)から1.1ポイントアップした。また第13回は、佐々木蔵之介さんが演じる藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が初登場した。

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 第13回「帰蝶のはかりごと」では、暗殺を企てた土岐頼芸(尾美としのりさん)を攻めると息巻く斎藤道三(本木雅弘さん)。息子・高政(伊藤英明さん)は、戦になったときには実の父と慕う頼芸側につくと明言し、光秀(長谷川さん)にも決断を迫る。

 道三を訪ね、この戦は身内同士が殺し合う、国を滅ぼす戦になると訴える光秀。すると道三は、本当は戦をするつもりはなく、頼芸は追い出すが、あくまでもこれは国衆にカツを入れるための芝居だったと白状する。その一方、頼芸を総大将に担ぎ出すべく鷺山城に集まる高政らの目前で、頼芸は恐れをなして早々に逃げ出してしまう……という展開だった。

 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。若いころ、下克上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場を駆け抜けると、その教えを胸に、やがて織田信長のもとで、多くの群雄と天下を巡って争う智将・明智光秀が主人公。ドラマでは謎めいた光秀の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇となっている。

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