耳をすませば:清野菜名&松坂桃李の実写映画が公開延期

実写映画「耳をすませば」ダブル主演の清野菜名さん(左)と松坂桃李さん (C)柊あおい/集英社 (C)2020「耳をすませば」製作委員会
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実写映画「耳をすませば」ダブル主演の清野菜名さん(左)と松坂桃李さん (C)柊あおい/集英社 (C)2020「耳をすませば」製作委員会

 女優の清野菜名さんと俳優の松坂桃李さんがダブル主演を務める映画「耳をすませば」(平川雄一朗監督)の公開が、当初予定していた9月18日から延期されることが4月21日、分かった。今後の公開日は決定次第、発表される。

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 海外での撮影を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大により海外への渡航および撮影が一旦中止になり、その影響で、公開時期も延期することになったという。

 「耳をすませば」は、1989年に柊あおいさんが少女マンガ誌「りぼん」(集英社)で発表したマンガ。1995年公開の劇場版アニメ(近藤喜文監督)は、柊さんのマンガを基に宮崎駿さんが脚本を執筆した。小説家を夢見る少女・月島雫と、バイオリン職人を目指す少年・天沢聖司の甘酸っぱい恋模様を描いた。劇場版アニメでは、雫の声優を本名陽子さん、聖司の声優を俳優の高橋一生さんがそれぞれ担当した。

 実写映画は、雫と聖司が大人になった「10年後(現在)」を描くオリジナルストーリーと、原作の世界観を再現する「あの頃(過去)」を、二重構造で描く。24歳になった雫(清野さん)は、出版社で児童小説の編集者になっており、小説家になる夢は諦め、本を売るために必死な毎日を送っていた。一方、夢を追い続けて海外で暮らす聖司(松坂さん)との間には、いつの間にか距離が生まれて……というストーリー。

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