月夜行路 ―答えは名作の中に―
第六話 夏目漱石の暗号解読せよ。文学版ホームズ東京編、開演!
5月13日(水)放送分
「悪人」「怒り」などで知られる吉田修一さんの長編小説が原作の日台共同制作ドラマ「路(ルウ)~台湾エクスプレス~」(全3回)が、NHKの「土曜ドラマ」枠(総合、土曜午後9時)で5月16日にスタートする。主演を務めたのが女優の波瑠さん。台湾新幹線の完成を目指して働きながら、思い出の台湾人男性を捜し続ける主人公・多田春香を演じた。「この作品が持つメッセージが、きっとこれからの日本と台湾を強い絆で結んでくれるのだろうと思います」と語る波瑠さんに、ドラマについてや台湾ロケの印象を聞いた。
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ドラマは、台湾新幹線プロジェクトの軌跡と、日本人と台湾人の温かな心の絆を描く。春香が捜し続ける台湾人青年・エリックを、アイドルグループ「飛輪海(フェイルンハイ)」のメンバーとして一世を風靡(ふうび)し、現在は俳優として活躍中の炎亞綸(アーロン)さんが演じる。春香の台湾での先輩で、日本に妻子を残して単身赴任中の安西誠役で井浦新さん、春香の上司で、台湾新幹線プロジェクトのリーダーとして春香に台湾行きを勧める山尾一役で寺脇康文さん、旧制台北高校出身の老人・葉山勝一郎役で高橋長英さん、勝一郎の妻・曜子役で岩本多代さんらが出演する。
波瑠さんは「長い期間をかけて、日本と台湾が紆余(うよ)曲折ありながらも力を合わせて台湾の南北に線路を敷いたことには、それ(ドラマ)以上の物語があると思います」とし、「台湾新幹線に関わったみなさまの功績、それを映像化するために集まった日本と台湾 クルーの積み重ねた毎日が、この先、何が起こるか分からない世界でつながりになることを願っています」と思いを明かす。
台湾については「以前、母と旅行で訪れたことがあり、今回のロケが2度目でした」という波瑠さんは、「(前回は)台湾の観光の面しか見えていなかったのだと思います。撮影で回った地では、地元ならではの空気や住んでいる人々の温かさを新鮮に感じることができました」と振り返る。
また「言葉だけでやり取りをするより、相手の表情に目を向けたり、相手が何を伝えたいのかを考えながら会話をする。普段の言葉が当たり前に通じる環境よりも、目の前の人の思いにアンテナを100%向けるという意識が働いていた現場でした」とも話していて、「その作業一つ一つが温かかったと思います。そんな時間がたくさん詰め込まれている作品です。たくさんの人の元へ届きますように」と視聴者にメッセージを送っていた。
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