エール:第10週視聴率21.2%で好調続く 音、妊娠で歌手になる夢は…

NHK連続テレビ小説「エール」主演の窪田正孝さん
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NHK連続テレビ小説「エール」主演の窪田正孝さん

 俳優の窪田正孝さんが主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」の第10週「響きあう夢」(6月1~5日)の週間平均視聴率(世帯)が21.2%(ビデオリサーチ調べから算出、関東地区)だったことが6月8日、分かった。第8週「紺碧(こんぺき)の空」(5月18~22日)の番組最高21.8%(同)、前週第9週「東京恋物語」(5月25~29日)の21.3%(同)に続き、21%台と好調をキープした。

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 第10週「響きあう夢」は、「船頭可愛いや」のレコードが全く売れず契約解除の危機を迎える裕一(窪田さん)。しかし、双浦環(柴咲コウさん)の提案により、彼女が曲を歌うとレコードは瞬く間に大ヒットを記録する。一方、記念公演の「椿姫」本番に向け、けいこに励む音(二階堂ふみさん)だったが、ある日、妊娠していることが判明。「椿姫」だけはやり遂げるつもりでいたが……という展開だった。

 「エール」は、昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲を数々生み出した作曲家・古山裕一と、裕一の妻で自らも歌手になる夢を追い続ける音の、音楽と共に生きる夫婦の物語。

 全国高等学校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」や、プロ野球・阪神タイガースの応援歌として知られる「六甲おろし」などを手がけた福島県出身の作曲家・古関裕而(ゆうじ)さんと、その妻・金子(きんこ)さんがモデルで、男性主人公の朝ドラは2014年度後期の「マッサン」以来約6年ぶり。主題歌はボーカルグループ「GReeeeN」の書き下ろし曲「星影のエール」で、語り(ナレーション)は声優の津田健次郎さんが担当する。

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