林遣都:一人三役挑戦の「世界は3で出来ている」 FODで配信

“ソーシャルディスタンスドラマ”「世界は3で出来ている」のワンシーン(C)フジテレビ
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“ソーシャルディスタンスドラマ”「世界は3で出来ている」のワンシーン(C)フジテレビ

 俳優の林遣都さん主演で、6月11日に放送された特別ドラマ世界は3で出来ている」(フジテレビ系)が、FOD(フジテレビオンデマンド)で配信されることが23日、分かった。配信は25日正午から。

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 「世界は3で出来ている」は、リモートによる打ち合わせをして、“密”を避けての撮影を行った「ソーシャルディスタンスドラマ」と銘打った作品で、唯一出演した林さんが一人三役に初挑戦した。NHK連続テレビ小説「スカーレット」などの水橋文美江さんが脚本を担当し、「フジテレビ開局60周年特別企画 教場」などを演出した中江功監督がメガホンをとった。

 物語は、明るくお調子者で全てノリで生きてきた“落ちこぼれサラリーマン”の望月勇人が会社を辞めたいと思っていたところ、緊急事態宣言が発令され、仕事環境が一変。宣言が解除されたある日、一卵性三つ子の兄・泰斗と弟・三雄が勇人の元にやってきて……という内容。林さんは、勇人、泰斗、三雄を演じた。

 放送後、番組ホームページには、「人々がこれまでに感じてきた気持ちをすべて代弁してくれた物語になっていてとても感動しました」「こんな時代だからこそ生まれた物語に、それをドラマという形にして見せてくれたすべての人たちに感謝しています」「林さんのお芝居がとても一人で演じているとは思えない自然さ」「ドラマっていいな! こういう時に必要なものだな!」といった声が届いたという。

 中江監督は、視聴者からの意見を聞いて、「放送直後から、SNSなどの反響が多かったのは聞いておりました。普段は怖くてあまりSNSを見たくないのですが(笑い)、試験的な作品でもあり、視聴者の方の率直なご意見を知る必要があると思い、なるべく多く読ませていただきました。『この時期だからできる』そして『林遣都さんだからできる』にこだわって制作したので、それに対する好意的なご意見をたくさんいただいたことはとてもうれしかったです」と語り、「たった一回きりの短いドラマに熱のあるご意見をたくさんいただいたことに感謝しています」とコメントしている。

 FODでの配信が決定したことについては「脚本から生まれて林遣都さんが見事に育てた3兄弟を愛していたので、もう一度3人に会える機会を与えられたことに感謝したいです。短期間で集中したスタッフのためにも改めて見ていただけることは幸せです。これから地上波放送になる地域も含め、多くの方に見ていただけたらうれしいです」とコメントを寄せている。

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