放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「第57回ギャラクシー賞」(放送批評懇談会)の公式動画が7月2日、YouTubeで配信され、テレビ部門の個人賞に選出された女優の伊藤沙莉さんがコメントを寄せた。受賞について、伊藤さんは「本当に大変うれしく、光栄に思っています」と喜び、「昔、先輩のすてきな役者さんに、『頑張っていればいつか誰かが見つけてくれるし、どこかで誰かが見ているから』という言葉をいただいたことがありまして、その言葉を本当に心からかみ締めています」とコメントした。
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また、別の役者から「『頑張らなくていい、そのままいけばいい』という言葉をいただきまして、その言葉もすごく大事にしている」といい、「私はこれからもマイペースに、自分のペースで頑張っていきたいと思います」と語っていた。
伊藤さんは昨年度、アニメ「映像研には手を出すな!」(NHK)で声優を務めたほか、連続ドラマ「これは経費で落ちません!」(NHK)、「ペンション・恋は桃色」(フジテレビ)、「全裸監督」(Netflix)、 ドキュメンタリー番組「反骨の考古学者 ROKUJI」(NHK)などに出演した。
「ギャラクシー賞」は、放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を表彰するために1963年に創設。今回は、志賀信夫賞に樋泉実さん、マイベストTV賞第14回グランプリに俳優の西島秀俊さん、内野聖陽さんのダブル主演で2019年4月期に放送されたテレビ東京の連続ドラマ「きのう何食べた?」が選ばれた。
またテレビ部門の特別賞に「ゲゲゲの鬼太郎」(フジテレビ系)第6期、フロンティア賞に「神田伯山ティービィー」が選ばれたほか、ラジオ部門のDJパーソナリティ賞をお笑いコンビ「爆笑問題」が受賞した。
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