半沢直樹:7年ぶり“半沢”堺雅人降臨! 「倍返し」流行語受賞の大ヒット作 今夜、特別総集編スタート

連続ドラマ「半沢直樹」のワンシーン(C)TBS
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連続ドラマ「半沢直樹」のワンシーン(C)TBS

 2013年7月期に放送された俳優の堺雅人さんの主演ドラマ「半沢直樹」(TBS系)の特別総集編の前編が7月5日午後9時から放送される。バブル期に東京中央銀行に入行した銀行マンの半沢直樹(堺さん)が、銀行の内外に現れる敵と戦い、組織と格闘していくさまを描き、最終回に42.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高視聴率を記録した大ヒット作。再放送や配信がされなかったため、7年ぶりの放送となる。

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 ドラマは、池井戸潤さんの「半沢直樹」シリーズの「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」(文春文庫)が原作。半沢の名ぜりふ「倍返し」が、その1年で流行した言葉を決める「2013年ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞に選ばれたほか、「倍返し」の文字が大きく焼き印されたこしあん入り黒糖まんじゅう「『半沢直樹』倍返し饅頭」も発売初日に即売するなど、話題となった。

 直樹の妻の花は上戸彩さん、直樹と同期の渡真利忍(とまり・しのぶ)は及川光博さん、同じく直樹の同期で近藤直弼(なおすけ)は滝藤賢一さん、金融庁検査局主任検査官の黒崎駿一は片岡愛之助さん、旧産業中央銀行出身で東京中央銀行の常務・大和田暁は香川照之さん、旧東京第一銀行出身で東京中央銀行頭取の中野渡謙は北大路欣也さん、直樹の母の美千子はりりィさん、父の慎之助は笑福亭鶴瓶さんが演じた。

 さらに、東京中央銀行・大阪西支店の支店長・浅野匡(ただす)は石丸幹二さん、同店副支店長の江島浩は宮川一朗太さん、同店融資課の中西英治は「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔さん、西大阪スチールの社長・東田満は宇梶剛士さん、竹下金属の社長・竹下清彦は赤井英和さんが演じるなど、豪華キャストが出演。また、フリーアナウンサーの夏目三久さんが銀行イメージキャラクターとして登場したほか、ナレーションは山根基世さんが務めた。

 後編の「東京編」には、吉田鋼太郎さん、森田順平さん、岡山天音さん、手塚とおるさん、前川泰之さん、駿河太郎さん、松居直美さん、倍賞美津子さんらも登場する。

 物語は、ある日、東京中央銀行大阪西支店・融資課長の半沢は、支店長の浅野から強引な指示が下り、西大阪スチールから5億円の融資契約を取り付けることになった。しかも、新規の融資先にもかかわらず条件は「無担保」。この融資によって営業目標を達成した大阪西支店は、名誉ある最優良店舗賞を初受賞することになった。しかし、一見優良企業に見えた西大阪スチールは陰で莫大な負債を抱えていて、それを隠すために行っていた粉飾決算が発覚する。融資からたった3カ月後、西大阪スチールがあっけなく倒産した。この結果、東京中央銀行は融資額5億円全額をだまし取られることになってしまった。

 出世に執念を燃やす浅野は、その全責任を半沢一人に負わせようと画策。大和田常務にも根回しする。そんな中、融資失敗の責任に関して、東京本店に呼ばれ聞き取り調査に出席した半沢は、全責任を自らに負わせようとする上司たちに真っ向から反発し、取られた5億円を取り戻すと宣言する……というストーリー。

 特別総集編・後編は7月12日午後9時から放送。19日からは、同シリーズの「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」(講談社文庫)を映像化する続編がスタートする。

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