土屋太鳳:4度目オファーで難役快諾の裏に田中圭 「哀愁しんでれら」で夫婦役

土屋太鳳さんと田中圭さんが共演する映画「哀愁しんでれら」場面カット (C)2021 「哀愁しんでれら」製作委員会
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土屋太鳳さんと田中圭さんが共演する映画「哀愁しんでれら」場面カット (C)2021 「哀愁しんでれら」製作委員会

 女優の土屋太鳳さん主演で、2021年早春公開の映画「哀愁しんでれら」(渡部亮平監督)に、俳優の田中圭さんが出演することが7月14日、明らかになった。映画は土屋さんが、社会を震撼させる凶悪事件を起こした女性という難役に挑むことでも話題で、田中さんが同作で演じるのは、主人公・福浦小春(土屋さん)が運命的な出会いを果たす開業医の泉澤大悟。結婚式で大勢の人に祝福され、幸せそうな2人の姿が写し出された映画の場面カットも併せて公開された。

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 田中さん演じる大悟は若くして成功しているイケメン開業医。前妻を事故で亡くし、今は8歳の娘を男手ひとつで育てている。優しく裕福な大悟は、度重なる不幸にあった小春に救いの手を差し伸べるが……という役どころ。

 田中さんと土屋さんが映画で共演するのは3度目。土屋さんは「『大悟さんは田中圭さん』と聞いた瞬間、心の中で急に何かがすごく納得して、パズルのピースが合ったような感覚になりました。『圭さんが演じる大悟さんに小春として出会いたい』と感じたのと『やります』と答えたのが、同時でした」と、4度目のオファーで出演を快諾した理由の一つが田中さんの出演だったということを明かしている。

 映画は、一晩で怒涛の不幸に遭い、全てを失ってしまった市役所に勤める平凡な女性・福浦小春。人生をあきらめようとしていたところ、8歳の娘を男手ひとつで育てる開業医・泉澤大悟と出会い、引かれていく。彼の娘とも仲良くなり、プロポーズを受け入れ、シンデレラになった小春だったが、新婚生活を始めたある日、前代未聞の凶悪事件を起こしてしまう……というサスペンス作品。

 田中さんは「人は常に何かの選択をしていて、その時には決して間違った選択ではないはずなのに、その選択が少しずつ本人をむしばんでいってしまうストーリーがゾッとするほど面白く、恐ろしく、他人事ではないかもしれない世界に飛び込んでみたいと脚本を読んで思いました」と明かす。

 そして「何よりも土屋太鳳さんという女優がこの作品に挑戦することにとんでもなくワクワクしました! 近くで見てみたいと思い、お話を受けさせていただきました」と話していて、「久々の共演になる土屋太鳳さんは相変わらず天使のようでした。彼女の独特の感覚は本当に毎度うなるほどに面白く、刺激的な毎日でした。しかし、当然小春は土屋太鳳さんではなく。彼女が毎日必死に生きた小春をぜひ楽しみにしていてください! 小春の選択はどこで狂ったのか。皆さんに責められますか? 劇場でお待ちしております!」と思いを語っている。

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