沢口靖子:テレ朝新作ドラマで初の代議士役 “秘書”八嶋智人とタッグ

ドラマスペシャル「お花のセンセイ」主演の沢口靖子さん=テレビ朝日提供
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ドラマスペシャル「お花のセンセイ」主演の沢口靖子さん=テレビ朝日提供

 女優の沢口靖子さんが、テレビ朝日系で8月30日に放送される新作ドラマスペシャル「お花のセンセイ」で主演を務め、初めて代議士役を演じることが7月15日、分かった。人気ドラマ「科捜研の女」「西村京太郎サスペンス 鉄道捜査官シリーズ」(いずれも同局系)など多くの代表作を持つ沢口さんだが、同局の新作ドラマに出演するのは、2009年1月放送の「松本清張生誕100年特別企画 疑惑」以来、約11年ぶり。

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 「お花のセンセイ」は、沢口さん扮(ふん)する華道家元・鳳丸子(おおとり・まるこ)が国会に殴り込む社会派コメディーミステリー。日本全国に門下生を持つ丸子は、いわゆる“神輿(みこし)候補”として衆院選に担ぎ出される。困った人々を見捨てることができず、生真面目で頑固な性格の丸子は、一人の少女から陳情を受けたことをきっかけに、党の重鎮たちの意に反して大暴走する……という内容。

 「科捜研の女」では榊マリコ、今回は鳳丸子と似ている名前の役を演じる沢口さんは「共通点は2人ともあっけらかんと明るいところでしょうか……。でも、マリコは科学オタクで、自由でフランクで、マイペースで周りを巻き込んでしまう人。丸子は穏やかで落ち着いていて、周りの人に安心感を与えてあげる人です」と話し、「まったく違う、新たな一面を表現できる役をいただけて、とても感謝しています」と語っている。

 丸子の秘書・幸田幸喜役で八嶋智人さんの出演も発表された。沢口さんと八嶋さんは2004年に放送されたNHK大河ドラマ「新選組!」以来、約16年ぶりの共演。八嶋さんは「沢口さんは昔も今も、とにかくキラキラ。先日、部屋を掃除していたら共演した舞台のパンフレットが出てきたのですが、沢口さん、当時と何一つ変わっていないんですよ! 沢口さんの変わらなさは、内側の清らかさからくるんだなということが今回よく分かりました」と話している。

 また、梶原善さんが新聞記者の福武不二雄、西岡徳馬さんが与党の重鎮・鶴崎仙吾、麿赤兒さんが与党の幹部・磯亀金四郎、伊東四朗さんが丸子を見守る叔父・加持勘三を演じる。このほか吉満寛人さん、伊藤修子さんらも出演する。

 ドラマスペシャル「お花のセンセイ」は8月30日午後9時から放送。

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