上川隆也:スーツ姿で10年ぶり乗馬シーン 「いくらでも乗っていたかった」と満喫

ドラマ「遺留捜査スペシャル」で乗馬シーンに挑戦した上川隆也さん=テレビ朝日提供
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ドラマ「遺留捜査スペシャル」で乗馬シーンに挑戦した上川隆也さん=テレビ朝日提供

 俳優の上川隆也さんが、8月9日午後9時に放送される主演ドラマ遺留捜査スペシャル」(テレビ朝日系)で約10年ぶりに乗馬シーンに挑戦していることが7月29日、分かった。ドラマでは上川さん演じる糸村聡がスーツにスニーカー、斜めがけバッグで自転車に乗って臨場するのが“お約束”になっており、今回の乗馬シーンも同様のスタイルで臨んでいる。

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 これまで糸村は捜査の過程で、ロッククライミングやフェンシング、オーケストラの指揮などにチャレンジしてきた。今作は“馬”がキーワードの一つで、遺留品から事件の真相を探るうち、糸村は馬と触れ合うことになるという。

 NHK大河ドラマ「功名が辻」(2006年)で山内一豊、「柳生一族の陰謀」(2008年、テレビ朝日系)で柳生十兵衛を演じるなど、数々の時代劇で主演を務めてきた上川さん。撮影スタート前に馬に優しく語りかけ、軽快にまたがると、まずはゆっくり歩かせて信頼を築くことに成功。手綱を握ってすぐに呼吸を通い合わせ、上下スーツの“糸村スタイル”で颯爽(さっそう)と走らせた。

 撮影終了後、上川さんは「あっという間に撮影が終わってしまった感じです。もうちょっと鞍上にいたかったと思うくらい、楽しいものだと再認識しました。やっぱり馬はかわいいです」とにっこり。「かなうことなら、いくらでも乗っていたかったですね」と名残惜しそうに語っていた。

 科捜研研究員・村木繁役の甲本雅裕さんはなぜかカウボーイルックになり、楽しげに馬を駆っていたという。

 「遺留捜査」は、マイペースで風変わりな刑事・糸村聡が事件現場に残された遺留品から事件の真相と被害者の思いを明らかにしていくドラマ。2011年に連続ドラマがスタートし、これまで連続ドラマ5シリーズ、スペシャルドラマ9作が放送されている。

 最新作では、“ゴッドハンド”の異名を誇る天才脳外科医が射殺される事件が発生。臨場した糸村は、被害者の自宅リビングから木箱に入った“芦毛”の馬の毛を発見する。さらに被害者は生前、“京野菜”を素材として使う菓子作り教室に通っていたことが判明。被害者の行きつけだった老舗茶屋の地方(じかた=三味線と唄で踊りの伴奏を担当する芸妓)・中間望美(武田梨奈さん)が怪しく絡んでくる中、事件は思いもよらぬ局面を迎える……と展開。

 連続ドラマにも出演していた栗山千明さん、永井大さん、梶原善さん、甲本さん、戸田恵子さんらレギュラー陣も登場する。

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