妖怪人間ベム:新作「BEM」劇場版の声優に山寺宏一、水樹奈々、高木渉、伊藤静 キスマイ宮田俊哉とガヤ録りも

劇場版アニメ「劇場版 BEM~BECOME HUMAN~」の声優陣(C)ADK EM/劇場版 BEM 製作委員会
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劇場版アニメ「劇場版 BEM~BECOME HUMAN~」の声優陣(C)ADK EM/劇場版 BEM 製作委員会

 人気アニメ「妖怪人間べム」の新作アニメ「BEM」の劇場版「劇場版 BEM~BECOME HUMAN~」に声優として山寺宏一さん、水樹奈々さん、高木渉さん、伊藤静さんが出演することが7月31日、分かった。山寺さんは、主人公ベムにそっくりな男、ベルムが勤める製薬会社の上司・マンストール、水樹さんはベルムの妻・エマ、高木さんは製薬会社社長のドラコ、伊藤さんはドラコの秘書のグレタをそれぞれ演じる。

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 山寺さんは「ベムにそっくりな男ベルムの上司で、一見さえない感じの人物ですが、とてもやりがいがありました。『妖怪人間ベム』は小学生の頃、怖がりながらも夢中で見ていたので、今回参加できて本当にうれしかったです! 独特の世界観のこの作品をぜひ劇場でご覧ください!」と語った。

 水樹さんは「歴史ある作品のスペシャルな劇場版に携わらせていただけたこと、本当に光栄です!」とコメント。劇場版には、人気グループ「Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)」の宮田俊哉さんも声優として出演しており、「今回声優初挑戦される宮田さんも参加してのガヤ録りは、とても貴重な時間でした!」と語った。

 高木さんは「皆さんの生活に安心とゆとりをもたらす製薬会社ドラコ・ケミカル社の会長ドラコを演じました高木渉です。我が社の社員は全て有能な者ばかりです。どんな会社かは、映画を見ていただければ分かるでしょう。そして、劇場ならではの迫力を肌で感じながらドラマを存分に楽しんでいただけたらと思います。私はリハーサルしながら泣いてしまいました……」とコメント。

 伊藤さんは「ドラコさまの秘書として、日々クールにドラコさまのサポートをしております。スタイリッシュに生まれ変わったBEM。どんなお話が繰り広げられていくのか、ご自身の目で確かめていただけるとうれしいです」とメッセージを送った。

 「妖怪人間ベム」は、醜い体ながら正義の心を持った妖怪人間のベム、ベラ、ベロが、人間から迫害されながらも、人間になることを夢見て悪の妖怪と戦い、人々を救っていく物語。1968年の初放送以来、何度も再放送されてきた名作で、2006年にはリメーク版が制作されたほか、2011年には亀梨和也さん主演で実写化もされた。新作テレビアニメ「BEM」は、「妖怪人間ベム」の生誕50周年を記念して制作され、2019年7~10月に放送された。

 劇場版は、「キラッとプリ☆チャン」などの博史池畠さんが監督を務め、「ポケットモンスター」などの冨岡淳広さんが脚本、「青の6号」などの村田蓮爾さんがキャラクター原案を手がける。「攻殻機動隊」シリーズなどのプロダクションI.Gが製作する。テレビアニメに続き、小西克幸さんがベム、M・A・Oさんがベラ、小野賢章さんがベロをそれぞれ演じる。今秋公開。

 ◇キャスト(敬称略)

 ベム:小西克幸▽ベラ:M・A・O▽ベロ:小野賢章▽ソニア:内田真礼▽ウッズ:乃村健次▽Dr.リサイクル:諏訪部順一▽マンストール:山寺宏一▽エマ:水樹奈々▽ドラコ:高木渉▽グレタ:伊藤静▽バージェス:宮田俊哉

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