放課後カルテ
第6話 そんな状態では見えるもんも見えないぞ
11月16日(土)放送分
女優の波瑠さん主演の連続ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」シーズン2(テレビ朝日系、木曜午後9時)が8月6日にスタートする。2018年4月期放送の「未解決の女 警視庁文書捜査官」の続編で、前作同様、波瑠さん演じる肉体派熱血刑事の矢代朋と、鈴木京香さん扮(ふん)する“文字フェチ”の頭脳派刑事・鳴海理沙が、“文字”を糸口に難事件に挑む。沢村一樹さん、工藤阿須加さん、高田純次さん、遠藤憲一さんら前作のキャストに加え、2019年4月に放送されたスペシャルドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官 ~緋色のシグナル~」に出演した谷原章介さんも登場する。初回は2時間スペシャルで8時から放送。
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ドラマは麻見和史さんの小説「警視庁文書捜査官」シリーズが原作。脚本は前作同様、波瑠さんが主演したNHKの連続テレビ小説「あさが来た」の大森美香さんが担当する。前作では、「倉庫番」と揶揄(やゆ)されている警視庁捜査1課「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)を舞台に、強行犯係から異動した朋(波瑠さん)が、対人関係が苦手ながら文章から書き手の性格や思考を当てる特殊能力を持つ“文書解読のエキスパート”理沙(鈴木さん)と組み、難事件を鮮やかに解決していく姿が描かれた。今作では“最強凸凹バディー”に成長した朋と理沙が、一筋縄ではいかない令和の未解決事件に挑む。
前作に続き、第6係に嫌みの集中砲火を浴びせる警視庁捜査1課「特命捜査対策室」室長・古賀清成を沢村さん、警視庁捜査1課「第3強行犯捜査 殺人犯捜査」第5係の刑事で、朋と同期の岡部守を工藤さん、同じく第5係の桑部一郎を山内圭哉さんが演じる。高田さんは朋と理沙にバディーを組ませた第6係の係長・財津喜延役、遠藤さんは理沙にひそかに思いを寄せる第6係の警部補・草加慎司役でそれぞれ続投する。このほか、スペシャルドラマで京都府警捜査1課の刑事・国木田哲夫役を演じた谷原さんが同役で出演。今作には第6係の新係長として登場する。また古賀をサポートする室長補佐・宗像利夫役で皆川猿時さんも出演する。
第1話では、テレビにも出演するほどの売れっ子弁護士・有田賢太郎(大鶴義丹さん)が、自身の不倫騒動で好奇と非難の目にさらされる中、撲殺体となって発見される。遺体の周辺には破られた紙片が散乱しており、貼り合わせると「もーいちど ころす しょーしたい」という不穏な一文が浮かび上がる。警察は有田の家族や勤務先の法律事務所、愛人だった女優・遠山夏希(黒川智花さん)への聴取を開始。しかし容疑者は特定できず、時間は過ぎていった。
この事件の発生から5年。岡部(工藤さん)が、未解決事件の文書捜査を担当する「文書解読係」こと「特命捜査対策室」第6係を訪問し、ある新事件の文書の解読を依頼する。被害者は建築現場の日雇い労働者・幸坂達治(宮川一朗太さん)。現場から逃亡した男に火をつけられたと思われる幸坂は、指紋も取れないほど無残な焼死体で見つかった上、彼の部屋には「もーいちど ころす しょーしたい」と書かれた紙が落ちていた。
話を聞いて、5年前の事件との関連性を疑う朋と理沙らは捜査を開始。朋は幸坂殺害事件の発生時に「サイレントなんとか」という“謎の叫び声”が聞こえたとの情報を入手する。一方、5年前の事件と共通する一文を見直した理沙は「しょーしたい」という表記が引っかかっていた。だが、有田と幸坂の接点は一向に見つからず、捜査は難航。そんな中、幸坂の本棚を洗い直した朋は、意外な人物とのつながりを発見する。やがて、幸坂の従兄だという岸川登(石丸幹二さん)が、静岡から遺体を引き取るため警視庁へやって来る。彼の話から、二つの事件をつなぐ“驚愕の事実”が明らかになり……という展開。
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