広末涼子&葵わかな:朗読ドラマ「リアルプリンセス」出演 「眠り姫」「ラプンツェル」原作の物語を朗読

朗読ドラマ「リアルプリンセス」に出演する広末涼子さん(左)と葵わかなさん(C)NHK
1 / 1
朗読ドラマ「リアルプリンセス」に出演する広末涼子さん(左)と葵わかなさん(C)NHK

 女優の広末涼子さんと葵わかなさんが、NHK総合で放送される朗読ドラマ「リアルプリンセス」に出演することが8月6日、分かった。広末さんは「眠り姫」、葵さんは「ラプンツェル」を原作とした物語を朗読する。

ウナギノボリ

 番組では朗読とアニメーションを組み合わせた新しい手法で、今を生きる女性たち(=リアルプリンセス)を描く。小説「猫弁」シリーズの大山淳子さんが「眠り姫」をバリキャリ女子が真実の愛に気づく物語に、直木賞作家の島本理生さんが「ラプンツェル」を女子高生が少女から大人へと成長する物語に仕立て直した。

 広末さんは「アニメーションで人間の表現できない世界観を、実写ではアニメでは伝えきれない感情部分を、それぞれが補って映像化できたらと期待しています。新しい技術と手法で眠り姫という皆さんに愛される童話が、現代的なドラマに姿を変えるリアルプリンセスをご期待ください!」とコメント。

 葵さんは「『朗読ドラマ』という未知のジャンルにとてもワクワクしました! ドラマで、朗読劇で、アニメで……。今まで見たことのないようなお話になるんじゃないかと、参加できることをすごく光栄に思いました。現代版に置き換えられたプリンセスの役ということで、親しみのあるラプンツェルを演じることができたのもとてもうれしかったです。いろんなものが混ざり合った『現在』のラプンツェル。楽しみにしていただけるとうれしいです」と語っている。

 「第1回 眠り姫」は、広末さんが朗読し、凛美さん、井上想良さん、田中ヒロコさんらが出演。何事にも準備を怠らない貴子は、受験、就職、結婚、そしてキャリアアップと思い通りの人生を歩んできた。唯一うまくいかなかった妊娠も、37歳にしてようやく念願がかない、間もなく臨月を迎えようとしていたが……というストーリー。8月21日午後10時45分から放送。

 「第2回 ラプンツェル」は、葵さんが朗読し、長澤樹さん、緒形敦さん、山村美智さんらが出演。離島で暮らす女子高生の恵麻は、月に1週間だけ東京から島に来て美容室を開くキヨと出会う。周りにはいない大人な雰囲気に好意を抱きはじめる恵麻。ある時、キヨからいずれ失明すると打ち明けられ「その前に君の裸を見たい」と言われて……という内容。8月28日午後10時45分から放送。

 9月8日午後11時45分から、42分版の総集編を総合で放送する。

テレビ 最新記事