劇的ビフォーアフター×ポツンと一軒家:フランスが舞台の2時間“合体”SP レストランの屋根を貫通した巨木 天井から雨漏り、床に亀裂、建物も倒壊の危機に 日本の匠が挑む

10月5日放送の「大改造!!劇的ビフォーアフター×ポツンと一軒家合体スペシャル」の出演者(C)ABCテレビ
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10月5日放送の「大改造!!劇的ビフォーアフター×ポツンと一軒家合体スペシャル」の出演者(C)ABCテレビ

 衛星写真を手掛かりに人里離れた一軒家を捜すバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜)。10月5日は、同局系の「大改造!!劇的ビフォーアフター」と“合体”して、午後6時56分から2時間スペシャルで放送する。両番組の合体スペシャルは5年半ぶりで、今回は南フランスのリゾート地とアルプスの山が舞台。ゲストはタレントの井森美幸さん、俳優の葵わかなさん。

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 「ビフォーアフター」の物件は、地中海に面した南フランスのリゾート地、カーニュ・シュル・メールにあるフレンチレストラン。46歳の夫、34歳の妻の日本人夫婦が営んでいる。このレストランの最大の問題は、増築した平屋部分に生える、樹齢100年を超える巨大な松の木。太い幹は屋根を貫通して枝葉を広げ、雨の日は幹と屋根のすき間から大量の雨漏りが発生し、客席や床がびしょ濡れになってしまう。さらに根が床下を通るため、床に亀裂が入り始めた。

 大改造に取り組むのは、ガーデンリフォームの匠、金井良一さん(74)。「廃材置き場は宝の山」と語るほど、廃材を利用したガーデンリフォームを得意とする。「廃材のスペシャリスト」だ。匠は早速、問題の天井や床を解体し徹底検証。すると、建物全体が倒壊の危機につながる新たな問題点を発見。匠は地元の工務店の社長らフランス人の職人チームの協力を得て、難題に立ち向かう。

 クライマックスのアフター公開では、そのあまりの劇的な変化に、依頼した夫婦は感動のあまり言葉を失い、匠も異国の地で苦労が絶えなかったせいか、感極まって……。

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 番組後半の「ポツンと一軒家」のパートでは、捜索隊は、南フランスのコート・ダジュールから80キロほど離れた、アルプス山脈の南西端にあるポツンと一軒家を目指す。山へ入っていくと、アルプス山脈の雄大な景色が延々と続く。

 切り立つ山肌を越えていく壮絶な崖道と紫色の岩肌、石でできたガードレール、さらには断崖絶壁にある美しい集落など、日本の風景とは全く違う道程も見どころだ。フランスのポツンと一軒家の全貌とは? 捜索隊は感動の家族の物語に出会うことに……。

 番組収録を終えて、MCの所ジョージさんは「面白かった! 二つの番組が合体すると、すごい旅行ガイドブックみたいになっちゃうんだなって。もう旅のコースができたよね。フランスに行って、地中海のあそこのお店で食事して、その後、一本道をずっと走って、ホテルに泊まって、ディナーを楽しんで、そのままスイスも近いから山岳鉄道に乗って帰るとか(笑)。料理もおいしいし、眺めも良いし、最高じゃない?」とコメント。

 パネラーの林修さんも「今回はスケールも大きくて、舞台も変わって、いつもとは一味違いますね。しかも合体スペシャルという、二つの角度から楽しめる、素敵な企画だったと思います」と語った。

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