今井翼:ハワイ滞在、NYでダンスレッスンも 休養を経て感じた思い「必要な時間だった」 「おじカワ」も話題に

テレビ
ドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」に出演する今井翼さん

 ドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」(読売テレビ・日本テレビ系、木曜午後11時59分)に出演する今井翼さん。眞島秀和さん演じる「カワイイものが好きすぎる」という秘密を持った主人公が、初めて秘密を打ち明け“同志”として心を通わせていくデザイナーを演じており、8月13日に第1話が放送されると「登場シーンからかっこいい」「今井翼くん復活うれしい」などの声が上がった。約1年間の休業期間を経て、今年2月に活動を再開した今井さんに、休養を経て感じた思いや、今後について、ドラマへの意気込みを聞いた。

 ◇「好きなものは好きでいい」 ケンタ役に共感も

 ドラマは、ウェブマンガ誌「COMICポラリス」(フレックスコミックス)で連載中のツトムさんの同名マンガが原作。バツイチで容姿端麗、渋くて紳士的、仕事もできる“イケオジ”の営業部課長・小路三貴(おじ・みつたか、眞島さん)は、犬のキャラクター「パグ太郎」を癒やしとしている。見た目とのギャップがありすぎる秘密を、致命的な機密のように抱えて葛藤しながら生きる小路と、周囲の人間たちのやり取りを描く。

 「こういった現代劇ドラマ自体久しぶりで、初日はガチガチに緊張して、どんだけ噛(か)むんだってくらい噛み倒しました……」と撮影を振り返った今井さん。今井さん演じる河合ケンタは、小路の会社の取引先のデザイン会社に勤める、ワイルドな強面(こわもて)のアートディレクター。職業柄、カワイイもの好きを公言してはいるが、本命の推しキャラが「くまのがっこう」だということは、ある過去のトラウマから伏せている……という役どころ。

 第1話では、派手なシャツにサングラスといった姿で登場し、「ちゃらい格好の今井翼もかっこいい」などと話題を集めた。今井さんは、「いわゆる“チャラそう”な雰囲気がいいんじゃないかということで、役どころを意識した服のチョイスをしました。ケンタはすごく純粋な性格で、見た目に寄った表現をしていったほうがギャップが出てきていいのかなと思ったんです」と明かす。

 視聴者からは、「共感できることが多くてめっちゃ楽しかった」「気持ちがイタイほどにわかる」といった声も上がっている。今井さんは、「お互いに似たような思いを持ちながら過ごしてきた男同士が、大人になって友達に出会うとか、なかなかないことだと思うのですが、人によっては、自分の趣味に対する自己肯定感が低くなってしまう人もいるかと思うんですけど、とにかく、いくつになっても持つ『好きなものは好きでいいんだ』という気持ちを再確認というか、『自分もこれでいいんだ』っていうふうに前向きになっていただけたら」と呼びかける。

 撮影現場について、「和気あいあい」と表現した今井さんは、「眞島さんの包容力によって楽しく撮影できました」と笑顔を浮かべる。「連続ドラマで5話完結と短いのですが、友情、純粋さ、人の可愛らしさというのが凝縮した作品。芝居をさせてもらっている上では、ようやく定着してきたかなというころで終わってしまったので、短い時間でもさみしい気持ちはあります」と話す。

 ケンタに共感する部分について聞くと、「今はもう年相応というか、普通を楽しんで過ごしていますけど、やっぱり僕も、10代、20代前半の頃って、どこか男っぽく見られたいっていう思いから、そういう格好をする傾向もありました。そういった意味では、自分のコンプレックスみたいなものをファッションで覆うという気持ちはわかります」と明かす。

 ◇最もリラックスできる場所、ハワイでの過ごし方

 今井さんにとって、「普通を楽しむ」ということは、これまでは「難しい」ことだった。「人から見られているイメージとか、自分が求めている理想像とか。どっちかっていうと後者の方が強かったんですけど、休養期間に自分自身を見つめ直す期間を過ごしたことで、『普通なほうが、変に負担がなくて楽だな』というふうに思いました」と振り返る。

 休養中は、体のために、ジョギングをしたり、泳いだり、旅をして過ごした。最もリラックスできる場所であるハワイには、何度も行ったといい、休養期間中に「合計2カ月弱」ほど滞在した。「10年以上、毎年行っている土地なので、あえて何もしないっていうか、そこまでアクティブに動かない。日常の中でのスピード感とかけ離れた生活をそこで送ることが、僕の一番の英気を養う時間ですかね」と話す。

 復帰のめどが立ってきた頃には、「20代前半の時にひとりで初めて行った」場所であるニューヨークへ。1週間ほどの滞在中に、さまざまなタイプのダンサーが参加する団体のダンスレッスンを受講した。

 「やっぱりダンスが好きだなって思いましたね。これまでってありがたいことに流動的に仕事をしながら、いろんなものを身につけるという期間だったんですけど、それがやっぱり一度立ち止まって、年齢とかキャリア関係なしに基礎をちゃんと体に入れようというふうに思えた期間だった」と振り返る。

 「20年以上やってきた現場から離れて過ごすというのは、結果的に今の僕にとっては必要な時間だったと思いますね」

 ◇「自信を持っていることは踊り」 俳優業への思いも

 自身について、「よく人から『真面目すぎる』って言われることも多かった」「性格的に掘り下げるということが好きなタイプ」と話す今井さんは、「僕自身が憧れる諸先輩方っていうのは、ストイックで自分に厳しくて……」と続ける。

 そんなストイックな印象のある今井さんは、休養期間中、自身が気がついたことを携帯にメモをしていたのだという。「『取り越し苦労しない』とか『過ぎたことは後悔しない』とか『今に集中』とか『70%』とか『人にまかせる方が案外事がうまく進むんじゃないか』とか。自分で俯瞰(ふかん)して浮かんだことを今でもメモを取るようにしています」と話す。

 最後に、今後の活動について、今井さんに聞いてみた。「僕自身が一番自信を持っていることは踊りなので、それはフラメンコだけじゃなくて、いろんなダンスをどういう形かわからないですけど、やっぱり続けていきたい。それと同時に、復帰してからお芝居をさせていただく機会が増えてきたので、俳優として、自分自身とはかけ離れた人とか芝居でこそ違う人格になれるので自分自身汚してほしいし、逆に言うと自分にはない男になってみたいですね」。

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