麒麟がくる:第25回「羽運ぶ蟻」 美濃を手に入れた信長 光秀、“平らかな世”のススメ 越前では義昭が…

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第25回のワンシーン (C)NHK
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NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第25回のワンシーン (C)NHK

 俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)第25回「羽運ぶ蟻(あり)」が9月27日に放送される。覚慶(滝藤賢一さん)は還俗(げんぞく)し、足利義昭を名乗るが、受け入れを希望する越前・朝倉義景(ユースケ・サンタマリアさん)の態度が決まらず、近場で立ち往生を余儀なくされていた。一方で信長(染谷将太さん)は、長きにわたる斎藤龍興との戦に勝ち、ついに美濃を平定する。

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 光秀(長谷川さん)は、かつての家臣・伝吾(徳重聡さん)からの文を読むと、母・牧(石川さゆりさん)を連れて、懐かしい美濃へと旅をする。訪ねた岐阜城で「何のために戦っているのか分からなくなった」と言う信長に、光秀は「上洛(じょうらく)して新しい将軍と幕府を再興すれば、武士が誇りを持てる平らかな世になりみんなが喜ぶ」と進言する。

 しかし、肝心の将軍候補・義昭の評を信長から聞かれると、光秀は口ごもってしまうのだった。越前に戻った光秀を、なんと義昭が待ち構えていて……。

 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。ドラマでは謎めいた明智光秀の前半生にも光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇となっている。

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