明日のエール:10月21日 第93回 「鐘の鳴る丘」主題歌の歌詞を見た裕一は…

NHK連続テレビ小説「エール」第93回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「エール」第93回の一場面 (C)NHK

 窪田正孝さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」(総合、月~土曜午前8時ほか)は第19週「鐘よ響け」を放送。10月21日の第93回では……。

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 劇作家の池田(北村有起哉さん)が裕一(窪田さん)に、ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」の音楽を依頼しにやってくる。裕一は、戦争中に自分がしたことに責任があると言って断ろうとするが、戦争の悲劇からの復活を真っ向から描くこのドラマの音楽は、裕一にしか書けないと池田は説得する。苦しんでいる子供たちを励ましてほしいと言って池田が置いて帰った主題歌の歌詞を見て、その力強さに裕一は心動かされる。

 「エール」は、昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲を数々生み出した作曲家・古山裕一と、裕一の妻で、自らも歌手になる夢を追い続ける音(二階堂ふみさん)の、音楽と共に生きる夫婦の物語。

 第18週では、裕一は慰問でビルマ(現ミャンマー)を訪れる。そこは“インパール作戦”が展開される激戦地だった。恩師の藤堂先生(森山直太朗さん)が前線の駐屯地にいることを知った裕一は、危険を冒し会いにいく。兵士たちと演奏を通し、音楽で気持ちが一つになった翌朝、部隊を悲劇が襲う。

 そして、長かった戦争は終結。裕一は自分の作った音楽が人々を戦うことに駆り立て、若い人の命を奪ってきたことを悔やんで曲を書くことができなくなってしまう……と展開した。

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