月が導く異世界道中:“なろう系”ラノベが2021年にテレビアニメ化 花江夏樹、佐倉綾音、鬼頭明里が出演

「月が導く異世界道中」のビジュアル(C)あずみ圭・アルファポリス/月が導く異世界道中製作委員会
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「月が導く異世界道中」のビジュアル(C)あずみ圭・アルファポリス/月が導く異世界道中製作委員会

 小説投稿サイト「小説家になろう」から生まれたライトノベル「月が導く異世界道中」が2021年にテレビアニメ化されることが10月20日、分かった。花江夏樹さんが異世界に召喚される平凡な高校2年生の深澄真、佐倉綾音さんが異世界で最初に契約を交わした従者の巴、鬼頭明里さんが2番目に契約を交わした従者の澪をそれぞれ演じる。「FAIRY TAIL」などの石平信司さんが監督を務め、「魔女の旅々」などのC2Cが制作する。

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 花江さんは「話のテンポが良くてギャグとシリアスのバランスが絶妙だなと感じました。異世界なので現実ではあり得ないユニークな設定も受け入れやすくてよいですね。キャラクターもそこまで多く登場しないのでそれぞれにスポットが当たっていて良いなと思います。エマさんが可愛いですね(笑い)」とコメント。

 佐倉さんは「ウワサに聞いていた『小説家になろう』から生まれた作品にメインキャストで関わらせていただくのは恐らく初めてなので、新鮮な感覚で読ませていただきました。アフレコで異世界にお邪魔できるのが楽しみです」と話している。

 鬼頭さんは「異世界に行ってこんなにもたくましく生きられたら楽しそう……。いやでもやっぱり大変そう……。私は生きていけるかな……。なんて想像しながら読むのがとても楽しかったです! 魔法を使ったり亜人と仲良くなったり、現実離れした異世界を現実として受け入れていく真はやっぱりたくましいし、読んでいて面白いです」とコメントを寄せている。

 「月が導く異世界道中」は、平凡な高校生だった深澄真が勇者として異世界へ召喚されるが、女神に「顔が不細工」とののしられ、勇者の称号を剥奪され、最果ての荒野に飛ばされてしまう……というストーリー。真は、魔術や戦闘においては常識外な力を発揮することになる。ライトノベルがアルファポリスから刊行されており、シリーズ累計発行部数は140万部以上。放送はTOKYO MX、MBS、BS日テレほか。


 ◇スタッフ(敬称略)

 原作:あずみ 圭(アルファポリス刊)▽監督:石平信司▽シリーズ構成・脚本:猪原健太▽キャラクターデザイン:鈴木幸江▽音楽:高梨康治▽アニメーション制作:C2C

 ◇キャスト(敬称略)

 深澄真:花江夏樹▽巴:佐倉綾音▽澪:鬼頭明里

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