相棒season19:元白バイ隊員の“出雲麗音”篠原ゆき子が新レギュラーに 作品史上初となる捜査1課の女性刑事

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人気刑事ドラマ「相棒」で出雲麗音を演じる篠原ゆき子さん=テレビ朝日提供

 人気刑事ドラマ「相棒season19」(テレビ朝日系、水曜午後9時放送)の初回で初登場し、交通機動隊から捜査1課に異動した出雲麗音を演じた、女優の篠原ゆき子さんが、「相棒」の新レギュラーとして抜てきされたことが10月21日、明らかになった。篠原さん演じる麗音は、「相棒」史上初めてとなる、捜査1課の女性刑事として名を連ねることとなる。

 初回で、警視庁交通機動隊(白バイ隊員)として職務に励んでいた麗音はある日、仮想国家「ネオ・ジパング」に関連した事件に巻き込まれ、銃撃を受けて瀕死の重傷を負った。一命は取り留めたが、交通機動隊への復帰は困難と見なされ、捜査1課へと配属。

 “男社会”である捜査1課に女性が加入すると、内村刑事部長(片桐竜次さん)らは苦い表情。伊丹憲一(川原和久さん)、芹沢慶二(山中崇史さん)両刑事に、暗にいびるように命じるなど、歓迎ムードとはならなかったが、持ち前の勝ち気な性格で伊丹、芹沢らの嫌みをかわす様子が描かれた。

 21日に放送された第2話のラストで、「ネオ・ジパング」に絡んだ事件は解決。自身を襲撃した犯人と動機も判明した。麗音は捜査1課の刑事としてレギュラー出演が決定し、今後は「特命係」の杉下右京(水谷豊さん)、冠城亘(反町隆史さん)との関わりも描かれる。

 レギュラー出演が決定した篠原さんは「(『相棒』レギュラー出演を)電話で聞いた後、しばらくは事態が把握できず、やっと把握してうれしく思った30分後には緊張で手が震えていました」と告白。「麗音と共にもがいて、共に成長していきたい。未熟者ながら精いっぱい体当たりで頑張ります!」と意気込んでいる。

 「相棒」は、警視庁の窓際部署「特命係」のキャリア警部の右京がその天才的頭脳で推理し、相棒と共に難事件を解決するドラマ。

 ◇篠原ゆき子さんのコメント

 ――「相棒」へのレギュラー出演が決まったときの心境はいかがでしたか?

 電話で聞いた後しばらくは、「??相棒ってあの相棒?」と事態が把握できず、15分後に「あの相棒にレギュラー出演!?」とやっと事態を把握し、うれしく思った30分後には早くも緊張で手が震えていました。

 両親もとても喜んでくれましたし、「相棒」の大ファンである小4の甥っ子が、あからさまに私に優しくなったのも面白かったです。

 ――出雲麗音という役柄については、どのように感じられますか?

 胸に弾痕という、人に言えないコンプレックスを持っているからこその繊細さと、それが与えてくれた弱者側に対する優しさ、そして新入りだからこそのパワフルさもあるのかなと思います。

 交通課から捜査1課に異例の異動というのは、いきなり「相棒」にレギュラー出演させていただくことになった今の私の状況と似ているので、共にもがいて、共に成長していきたいです。

 ――これまで「相棒」に抱いていた印象や、ご自身の思い出、お好きなエピソードなどはありますか?

 祖母の家に行くと99%「相棒」の再放送がテレビに映し出されていて、それをみんなで見たのを覚えています。「やっぱりこの人が犯人じゃない?」とか「あ、違うわ、やっぱこの人だわ!」という祖母の副音声付きで、なんだか愉快な時間でした。

 好きなエピソードを選ぶのは難しいですが、season16最終話の「容疑者六人〜アンユージュアル・サスペクツ」はレギュラー陣6人が容疑者という、まさかの話でワクワクしたし、笑いました。Season17初回の「ボディ」も、家族内で泥仕合して追い詰められていくのが滑稽(こっけい)で面白かったです。

 ――水谷豊さん、反町隆史さんとの共演はいかがですか?

 水谷さんは右京さんのように天才的な方な気がします。 やっぱり最初はすごく緊張して、特に初日はまともに目も合わせられませんでした。

 でも、私が緊張と力不足でNGばかり出してしまった時も「大丈夫、大丈夫」と小さい声で声をかけてくださったり、やっとOKテイクが撮れた時は「おっけ〜い」と少しおどけた声で肩をポンとたたいてくださったりました。シーンで共演しないゲスト出演の方にも毎回「〜役の方ですね、よろしくお願いします」と丁寧にごあいさつされています。そういうふうに、「相棒」ワールドを作りあげる時間を、一人一人がとにかく楽しんでほしいという水谷さんの思いが伝わってくるにつれて、私も安心感に包まれて落ち着いてきました。

 緊張は徐々に溶けてきましたが、日を重ねるほどに水谷さんの偉大さが身に染みています。

 反町さんは、天性のカリスマ性や才能の影で、実は他人には見せない努力をものすごくされてるのではないかと思います。カットの声がかかった後に、優しい目でうなずいてくださり、その瞬間すごくホッとしたのを覚えています。

 あと、普段カッコいい反町さんの、おちゃめな一面も発見してうれしくなりました。先日、待ち時間に水谷さんの椅子に差し入れのお菓子を反町さんが二つ置いていって、そのあと水谷さんがそれを目にして不思議そうにしてたので「反町さんが置いていかれましたよ」と言ったら、「ソリは自分が二つ食べたいときは僕にも無理やり二つ食べさせようとしてくるんだよな〜」といたずらそうに笑いながら言っていて、それが本当の相棒みたいで面白かったです。

 ――捜査1課として関わりの深い、川原和久さん、山中崇史さんとの共演はいかがですか?

 劇中とは違い(笑い)、お二人には初めから温かく迎え入れていただきました。

 役柄同様に川原さんは、口調が体育会なところがあるけど、根がとことん温かく、横に居させてもらえるだけで安心できます。たまに、周囲の物事に対してぼそっと辛口のツッコミをしているのがけっこうツボで、撮影前なのに思わず笑ってしまう時があります。

 山中さんは、私の不安や緊張などを細やかに察知して具体的なアドバイスを下さったり、とにかく気遣って下さいます。待ち時間にみなさんが話されてる時に、私が参加させていただく時も「いま〜の話してるんだよ。」と輪に入れるような雰囲気を出してくださるのも感じます。

 これからお二人に恩返しできるように、もっと自由にキャッチボールできるようになりたいです。

 ――「相棒」の現場の雰囲気や、撮影時のエピソードなどありましたら教えてください。

 長く放送されている作品なので、新しい自分は入りにくい雰囲気があるのかなと思いましたが、そんなことはまったくなく、キャスト、スタッフの皆さん共に温かく迎え入れてくださいました。

 スタッフの皆さんも「私、麗音さんっていうキャラクター好きです」と声かけてくださったり、すれ違いざまにポンっと肩をたたいてくださったり…。精神的にたくさん助けていただいていて、本当に感謝しています。

 「相棒」でたくさんの人を楽しませたい、という共通のゴール、そして水谷さんの「作る側も楽しもうぜぃ!」に現場全体が賛同しているのを感じます。早くみなさんに恩返しできるよう頑張ります。

 ――では最後に、出雲麗音という新キャラクターが加わり、「相棒」ワールドがどのように変化するのか、楽しみにされている視聴者の方へメッセージをお願いします。

 未熟者ながら、精いっぱい体当たりで頑張りますので、どうぞこれからよろしくお願いいたします!!!!!!!!!

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