HiHi Jets高橋優斗:「#リモラブ」看護師役で話題のジャニーズJr. 「もっと成長、進化したい」 活動歴5年、20歳の“現在地”

連続ドラマ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」で八木原大輝を演じる「HiHi Jets」の高橋優斗さん=日本テレビ提供
1 / 1
連続ドラマ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」で八木原大輝を演じる「HiHi Jets」の高橋優斗さん=日本テレビ提供

 女優の波瑠さん主演で、毎週水曜午後10時から放送中の連続ドラマ「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」(日本テレビ系)。本作で波瑠さん演じる産業医の大桜美々と行動を共にするキラキラ新人看護師・八木原大輝を演じているのが、ジャニーズJr.の人気グループ「HiHi Jets」の高橋優斗さんだ。第1話の放送から、SNSなどで「あの看護師くん可愛い」「ジャニーズなのか!」と注目が集まっている高橋さん。初の地上波連ドラレギュラーとなった本作への思いや「すごく楽しい」という現場での様子、20歳になり、ジャニーズJr.として活動歴5年を迎えた現在について聞いた。

あなたにオススメ

 ◇“芝居界の親”との再会 「“初”がこのチームですごくうれしい」

 高橋さんにとって初の地上波連ドラレギュラーとなる本作。改めて出演の感想を尋ねると「お話を聞いたときはすごく驚きました。それと同時に、すごくうれしくもありました」と振り返り、「一緒に台本を見た」というメンバーからは「出番多いじゃん! すごいね!」と声をかけてもらったと、照れ笑いを浮かべながら明かした。

 高橋さんは昨年、BS日テレで放送された連続ドラマ「恋の病と野郎組」に主演として出演。「『野郎組』では演技はもちろん、現場での在り方まで一からしっかり指導していただいて、自分にとって大きな経験になりました。スタッフさんはドラマ後もずっと僕らのことを気にかけてくださって、いわば芝居界の親みたいな存在なんです」と語る。

 そんなスタッフと今回、「#リモラブ」で再びタッグを組むことになり、「もう一度同じスタッフさんとお仕事をさせていただけることは本当にありがたい」と感謝しながら、「自分にとって初めての地上波連ドラレギュラー作品がこのチームですごくうれしいです」と喜びを噛み締めていた。

 ◇心配残った20歳の一年 ドラマを通して「もっと成長、進化したい」

 本作には主演の波瑠さんをはじめ、松下洸平さん、間宮祥太朗さん、渡辺大さん、及川光博さんら豪華キャスト陣が集結。高橋さんは「自分が視聴者として見ていたドラマに出演されていた方ばかりで、最初は緊張してテンパってしまいましたね……」と圧倒されていた様子だ。

 しかし、撮影を重ねていくうちに「皆さんとプライベートな話とかもさせていただくようになって」と距離も縮まったようで、「演技面でも『次はもっとこうしてみよう』と挑戦したい気持ちがどんどん高まっていて、今では現場がすごく楽しいです」と充実感を見せた。

 年上の共演者に囲まれながら奮闘中の高橋さんは、現在20歳。11月に迎える誕生日を前に20歳の一年を振り返ってもらうと、「この一年あっという間で、何なら20歳になったことにもまだ慣れていないくらい(笑い)。自分では20歳と21歳って少し違う気がしているんですけど、21歳の余裕を出せるほど成長できているのか心配です」と打ち明ける。

 「正直、毎日必死で。この現場に入ってからは特にそうです。でも、こうして21歳になるタイミングでドラマに出演させていただけるので、皆さんからたくさんのことを吸収したい」と意気込む。「視聴者の方にこの作品を楽しんでもらえるよう努力することを一番に、裏テーマとして自分自身の成長も課題。22歳になるときには、もっと進化した高橋優斗でいたいですね」と熱い思いを語ってくれた。

 ◇ジャニーズJr.歴5年の“現在地”は… 受け継いでいきたい“教え”も

 高橋さんは2015年にジャニーズ事務所に入所し、今年で活動を始めて5年になる。2018年には「King & Prince」、2020年には「SixTONES」「Snow Man」と先輩たちがデビューし、年々新しい後輩も増えていく中、今の自分の立ち位置についてどのように感じているのだろうか。

 質問に対して、高橋さんは「僕が所属するHiHi Jetsというグループは、『HiHi Jets』というジャンルを好きになってもらいたいという思いがあります。そのために『俺たちは俺たちのスタイルでいく』と決めていて、Jr.の中でどれだけ先輩になっても、その意識は変わっていません」と明かす。

 さらに、「先輩たちがデビューされて、後輩を引っ張るために意識していることを聞かれる機会も増えましたが、実はそういったことはあまり意識していなくて……」という。「あいさつとか礼儀的な部分だったり、最低限のラインは先輩として言うべきだと思いますが、それ以外は自由にやってほしいなって。皆が挑戦しづらい環境になってしまうのは嫌ですし、後輩に任せることも大事なのかなと」と率直に語った。

 「あえて自分が全員を引っ張らなきゃと気張る必要はないと思っています」と話す高橋さんだが、一方で「ただジャニーさんから教えてもらったことだけは、しっかりと受け継いでいきたい」と責任感もにじませる。揺るがぬ“ジャニーズ魂”が感じられる力強いまなざしには、きっとこれからも“教え”を胸に真っすぐ進んでいくのだろうという、高橋さんの強い意志がうかがえた。駆け抜けていった“ハタチ”の1年から、グループ共々さらなる高みに踏み出した高橋さんの今後に注目したい。

 ※高橋優斗さんの「高」は「はしごだか」。

テレビ 最新記事