TOKYO VICE:東京の裏社会描く WOWOW初のハリウッド共同制作ドラマ 独占放送決定 

「TOKYO VICE」で監督を務めるマイケル・マンさん(左)と主人公を演じるアンセル・エルゴートさん=WOWOW提供
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「TOKYO VICE」で監督を務めるマイケル・マンさん(左)と主人公を演じるアンセル・エルゴートさん=WOWOW提供

 WOWOW初のハリウッド共同制作ドラマシリーズ「TOKYO VICE」が、WOWOWで独占放送されることが11月24日、分かった。日本の大手新聞社に就職したアメリカ人記者が、警察担当として、東京の裏社会に接しながらスキャンダルをつかんでいく姿を描く。

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 「TOKYO VICE」は、日本の全国新聞初の外国人記者として、東京のアンダーグラウンドを駆け巡った、ジェイク・エーデルスタインさんの著書「トウキョウ・バイス アメリカ人記者の警察回り体験記」を基にしたフィクションドラマ。同作の第1話は、映画「インサイダー」「コラテラル」で知られるマイケル・マン監督がメガホンをとる。

 主演は、スティーブン・スピルバーグ監督の映画「ウエスト・サイド・ストーリー」(2021年公開)の主役に抜擢された米俳優アンセル・エルゴートさん。ドラマには、俳優の渡辺謙さんや女優の菊地凛子さんら日本人キャストも出演する。

 マン監督は、「WOWOWはこれまでも素晴らしいサポートをしてくれており、WOWOWが日本でこの作品を独占放送することになって、とてもうれしく思っています。私たちは90年代終わりの大都会・東京の本当の姿を浮き彫りにした作品を作りたいと思っているので、日本の皆さまにそういった部分も楽しんでもらえることを期待しています」と作品に対する思いを明かした。

 エルゴートさんは、「『TOKYO VICE』が日本で放送されることが決まってとてもうれしいです。東京は個人的にも大好きな都市の一つだったので、ここで撮影できることはすでに素晴らしい経験となっています。また、東京という都市も作品の中で重要な役割を演じているので、この作品を日本の皆さまに見ていただくことが待ちきれません!」とコメントした。

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