安藤サクラ:Eテレ「おはなしのくに」30周年で「賢者の贈り物」を1人芝居 古川雄大は「幸福の王子」

NHK・Eテレの教育番組「おはなしのくに」に出演する安藤サクラさん(C)NHK
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NHK・Eテレの教育番組「おはなしのくに」に出演する安藤サクラさん(C)NHK

 世界に語り継がれてきた名作を個性派俳優が1人芝居で演じるNHK・Eテレの教育番組「おはなしのくに」で、12月23日に放送される30周年記念番組「おはなしのくにスペシャル 幸せとは?」に、女優の安藤サクラさんと俳優の古川雄大さんが出演することが分かった。安藤さんはオー・ヘンリーの「賢者の贈り物」、古川さんはオスカー・ワイルドの「幸福の王子」をそれぞれ1人芝居で演じる。

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 「おはなしのくに」は、幼稚園、保育所~小学校3年生向けに読み聞かせや読書の楽しさを伝える番組。1990年にスタートし、同局の学校放送番組では一番の長寿番組になっている。「定番の昔話や名作を知らない」「読んだことがない」という子供が増えているという学校現場での声に応え、これまで放送してきた日本の昔話シリーズに続き、今年から“海外名作シリーズ”がスタート。番組では名作物語を俳優が1人芝居で演じている。

 今年で30周年を迎える番組のテーマは「幸せとはなにか?」。安藤さんと古川さんの1人芝居のほか、番組では幸せにまつわる「本当にあったおはなし」もミニドキュメントも紹介される。

 安藤さんは「お話を伝えるというより、『この物語の世界を届けたい』と思って演じました。無限に広がる想像力のなか、子供たち皆それぞれにいろいろな感じ方で楽しんでもらえたらいいなと思っています」とコメント。

 古川さんは「多くのお子さまが見られると思うので、童話を伝承する気持ちで丁寧に演じています。衣装さんや照明さんなど、こだわりを持った頼もしいチームに助けていただきながら作った作品をぜひ見ていただきたいです」と明かした。

 番組は12月23日午後7時25分から放送される。

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