中川大志:ほん怖×JRAドラマで主演も「怖い話が正直苦手」 長回しシーン一発OKで「改めてすごいな」

12月26日放送の「土曜プレミアム『4つの不思議なストーリー~超常ミステリードラマSP』」(フジテレビ系)の一編「最後の買物」で主演を務める中川大志さん (C)フジテレビ
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12月26日放送の「土曜プレミアム『4つの不思議なストーリー~超常ミステリードラマSP』」(フジテレビ系)の一編「最後の買物」で主演を務める中川大志さん (C)フジテレビ

 俳優の中川大志さんが、12月26日に放送されるスペシャルドラマ「土曜プレミアム『4つの不思議なストーリー~超常ミステリードラマSP』」(フジテレビ系)の一編「最後の買物」で主演を務める。中川さんは主人公の大学生・武藤晴人を演じ、晴人の先輩の村上孝之役で矢野聖人さん、老紳士役で小野武彦さん、晴人が片思い中の高木佳純役で島崎遥香さんも出演。心温まるファンタジックストーリーが展開する。

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 「4つの不思議なストーリー」は、同局の番組「ほんとにあった怖い話」のスタッフとJRA日本中央競馬会がタッグを組んで制作。JRAのプロモーションキャラクターを務めている中川さん、土屋太鳳さん、葵わかなさん、柳楽優弥さんが主演のオムニバスドラマ4本で構成。さらに松坂桃李さん、高畑充希さんも登場し、プロモーションキャラクター6人全員がそろう喫茶店のシーンもある。

 中川さん主演の「最後の買物」では、大学生の晴人(中川さん)はある日、先輩の村上(矢野さん)からフリーマーケットの手伝いを頼まれる。当日、晴人は大きなタヌキの置物を店先に並べるが、そこには、置物を見つめる老紳士(小野さん)の姿があった。最終日にその置物を購入した老紳士は、「家まで届けてほしい」と手描きの地図を手渡す。彼の家へ配達するまでの間、自宅で置物を預かることになった晴人だったが、彼の身の回りや、片思い相手の佳純(島崎さん)との間で不思議な出来事が起こるようになる。そして配達の日、晴人は地図を頼りに置物を届けに向かうが……とストーリーは展開する。

 中川さんは「最後の買物」について、「僕は怖い話が正直苦手なほうなので、最初は“怖かったらどうしよう”と少し不安でした。でも今回の台本を読ませていただいて、ホラーというよりはどこかファンタジックな、心が温かくなるような優しいストーリーだと感じ、安心しました。僕と同じように怖い話が苦手な方にも楽しんでもらえるような内容になっていると思います」とアピールする。

 また、喫茶店シーンについては、「CMで共演している6人でドラマを作ることになって、初めは『どんな感じでやったらいいんだろう?』『普段とはちょっとトーンを変えたほうがいいのかな?』とみんなで話していたのですが、監督から『CMの世界観をベースにしてください』と指示もあり、いつもの雰囲気で臨むことができました」と振り返る。

 さらに、「6人の掛け合いを長回しで一気に撮影したのですが、それが一発でOKになったのは改めてすごいなと思います。お互いの信頼関係があるからこそですし、息がぴったり合っていました。普段CMではお互いを本名で呼び合っているのですが、ドラマではそれぞれに役名があって新鮮でした。CMだと一つ一つのシーンが短いこともあって、長めのせりふでがっつり共演できたのは今回が初めだったのでうれしかったです」と語っている。

 「土曜プレミアム『4つの不思議なストーリー~超常ミステリードラマSP』」は12月26日午後9時15分から放送。

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