戦力外通告を言い渡されたプロ野球選手とその家族の闘いに密着する、TBS系のドキュメンタリー番組「プロ野球戦力外通告」が12月29日午後11時10分から放送される。17回目となる今回は、元「読売ジャイアンツ」の田原誠次投手（31）、元「横浜DeNAベイスターズ」の濱矢廣大（こうだい）投手（27）、元「福岡ソフトバンクホークス」の田城飛翔（つばさ）選手（21）が、人生の岐路に立たされながらも現役続行を懸けて、12球団合同トライアウトに挑む姿を紹介する。

あなたにオススメ

非合法なのに幕府はなぜ黙認　「べらぼう」蔦重の時代の風俗ビジネス

　田原投手は、プロ9年目の今季、開幕2軍からスタートし、プロ入り後、初の1軍登板がないままシーズン終了した。2歳年上の妻と幼い2人の子供がいる田原投手が、応援してくれる家族のためトライアウト受験を決断する。

　濱矢投手は、幼い2人の子供がいる。明るい性格の妻から「戦力外を転機として、前向きにとらえていかないと」と現役続行への後押しを受け、トライアウトに挑む。

　田城選手は、今年、日本シリーズ4連覇を飾った福岡ソフトバンクホークスから来季契約の打診があったにもかかわらず、1軍でプレーするチャンスを得るため、自らの意思で退団を申し入れた。トライアウトを受けても、オファーがなければプロ野球を辞めなければならない。異例の挑戦に密着する……。

　ナレーションは東山紀之さんが務める。