プロ野球戦力外通告:野球に全てを捧げてきた男たちと家族の闘いが今夜放送 夫のためにノック覚えた妻、決死の覚悟で挑んだトライアウト

戦力外通告を受けた元広島の薮田和樹投手(C)TBS
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戦力外通告を受けた元広島の薮田和樹投手(C)TBS

 戦力外通告を言い渡されたプロ野球選手とその家族が“明日”を掴み取る闘いに密着するドキュメンタリー特番「プロ野球戦力外通告」がTBSで12月27日午後11時から放送される。今年で20回目の放送で、今回は元広島の薮田和樹投手(31)、元ヤクルトの中山翔太選手(27)、元日本ハムの高山優希投手(25)の決断に密着する。

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 ◇「息子の記憶に残るまでプロ野球選手でありたい」

 侍ジャパンの先発投手を担ったこともある薮田投手に訪れた非情な戦力外通告。しかし彼はまだ31歳。「俺はまだやれる」その思いを強く抱き、去年生まれたばかりの息子と妻のためNPB復帰を目指し運命のトライアウトに挑む。

 ◇「私なりの覚悟でした。結婚するというのが」

 かつてヤクルトからドラフト2位の評価を受け将来の4番候補と期待された中山翔太選手。しかし昨年戦力外通告に。そんな彼には戦力外通告を受けた後に結婚した妻がいる。「私なりの覚悟でした。結婚するというのが」と述懐する妻。野球にあまり詳しくなかったものの、夫のためになればと、現在所属する独立リーグの試合を毎試合観戦しメモをとったり、時には練習相手のいない夫のためにノックをすることも。献身的に尽くしてくれる妻のために挑んだトライアウト。その意外な結末とは?

 ◇「娘のためにも結果残して…」

 名門大阪桐蔭高校で怪物・天才と呼ばれた高山投手。イップスに悩み一度は引退も考えたが……。「あなたはまだやれる」そんな妻の後押しでNPB復帰をめざす。彼には9月に娘が誕生したばかりだ。決死の覚悟で挑んだトライアウトで彼が流した涙のわけとは……。

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