緊急取調室 (2025)
第7話 赤い殺意
12月4日(木)放送分
放送も残すところあと5回となった長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)のメインビジュアル第3弾が1月9日、公開された。同ドラマの“ラストビジュアル”で、テーマは引き続き、「現代の写真家が撮る『明智光秀の肖像画』」となる。
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写真家・川上智之さんの撮り下ろしで、これまでのメインビジュアルやオープニングタイトルバックと同様、広告制作チーム「TUGBOAT」の多田琢さんがクリエーティブディレクターを務めた。多田さんは「『麒麟がくる』で生まれた新しい明智光秀。光秀は戦乱の世で何を果たし、何を果たせなかったのか? もしもその思いを胸に抱いたままタイムスリップした光秀が、我々の前に現れたらどんな写真が撮れるだろうか……。川上さんにはそんなテーマに挑んでいただきました。写真の中の光秀を見ていると、『この光秀は我々が生きる現代をどう見るのだろうか?』『果たして彼は今の世に“仁”を見いだすことができるのだろうか?』と思えてきます」と語っている。
「麒麟がくる」の制作統括・落合将チーフプロデューサー(CP)は、「現代の写真家が撮る『明智光秀の肖像画』ついにコンプリートです。奥山(由之)さん、内田(将二さん)さん、川上さんの3人の写真家による、長谷川さん扮(ふん)する光秀のエッジの立った挑戦的な3枚を、多田さんがプロデュースしてくださり、並べるともはや美術館のような迫力です!」と満足する。
「最後の近未来の中に光秀が降り立ったような写真を手掛けてくださったのは川上智之さん。思えばこのドラマの制作過程には、温暖化による台風被害、コロナウイルスの襲来など、さまざまな災害がスタッフ・キャストを襲いました。その中で長谷川博己さんは、決して負けないぞという不屈の闘志で、『麒麟がくる』作りをけん引してくれました。その闘志が、この最後の1枚には宿っているような気がします。光秀が『大きな国作り』を最後まで決して諦めなかったように。3枚のフォトは、この1年の激動と連動し、その中で希望を求めて生まれた、ドラマと現代をつなぐ、唯一無二のものになった気がします!」と力を込めた。
ドラマの公式ホームページでは「現代の写真家が撮る『明智光秀の肖像画』 」と題した特集ページを新たに開設。メインビジュアル第1~3弾に加え、第3弾のアザーカットも公開する。
「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。ドラマでは謎めいた明智光秀の前半生にも光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く。ドラマは2月7日に最終回を迎える。
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