俳優の板垣瑞生さんが、ジャニーズJr.の人気グループ「美 少年」の浮所飛貴(うきしょ・ひだか)さんが主演を務める映画「胸が鳴るのは君のせい」(高橋洋人監督、6月4日公開)に出演することが1月14日、明らかになった。板垣さんは、女子にモテまくる高校生・長谷部泰広を演じる。また、映画「罪の声」(土井裕泰監督、2020年)に出演し、物語の鍵を握る中学生役で話題となった原菜乃華さんが、泰広のいとこで、主人公の高校生・有馬隼人(浮所さん)の元恋人・長谷部麻友を演じることも併せて発表された。
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映画は、2012~14年に少女マンガ誌「ベツコミ」(小学館)で連載された紺野りささんのマンガが原作。有馬と、有馬をいちずに思い続ける篠原つかさ(白石聖さん)の、親友のように仲が良い友達同士の片思いを描く。
板垣さん演じる泰広は、つかさのことをはじめはちゃかしつつも、徐々につかさに惹(ひひ)かれていくという役どころ。つかさをめぐって、泰広と有馬との間で“バトル”が勃発するという。一方、原さん演じる麻友は、元カレの有馬への最接近を狙うという役どころで、有馬をめぐってつかさと争う関係に発展する。
板垣さんは「普段はチャラいのにいざ正面から向き合ったときのピュアさは長谷部のかわいいところだと思いますし、真正面から生きられない長谷部の“弱さ”みたいなところも見てくださる方々に伝わったらいいなと思います」とコメント。
原さんは「キラキラした少女マンガ原作映画に出演するのが一つの目標だったので、今回この願いがかなって麻友を演じられて、すごくうれしかったです」と明かし、「ライバルの女の子も、ちょっといじわるに見えてしまうだけで純粋に相手のことを思っているんだと気付いて、麻友の見方もちょっと変わりましたし、麻友も恋する気持ちはつかさと変わらないので、そこはなくさないようにしようと思いました」と語っている。
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