その女、ジルバ:池脇千鶴の演技に絶賛の声「リアル過ぎ」「どんどん可愛くなっていく」 「希望が湧く」の声も

池脇千鶴さんの主演ドラマ「その女、ジルバ」の第2話のワンシーン=東海テレビ提供
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池脇千鶴さんの主演ドラマ「その女、ジルバ」の第2話のワンシーン=東海テレビ提供

 女優の池脇千鶴さんの主演ドラマ「その女、ジルバ」(東海テレビ・フジテレビ系、土曜午後11時40分)の第2話が1月16日、放送された。夢も、仕事も、結婚も諦めかけていた40歳の主人公・笛吹新を演じている池脇さんについて、視聴者からは「池脇千鶴ちゃんのくたびれた感がリアル過ぎて物語に自然に入り込める」「池脇千鶴ちゃんどんどん可愛くなってくのすごい」など絶賛の声が上がっていた。

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 「その女、ジルバ」は、「第23回手塚治虫文化賞マンガ大賞」を受賞した有馬しのぶさんの同名マンガが原作。主人公の笛吹新(池脇さん)は大手百貨店でアパレル店員として働いていたが、物流倉庫に左遷されてしまう。そして人生の折り返し地点で飛び込んだのは、「40歳未満お断り」の“超高齢熟女バー”「BAR OLD JACK & ROSE」だった。新は「小娘」「ピチピチ」とからかわれながらも、高齢ホステスたちの刺激を受けながら、忘れかけていたものを取り戻していく……というストーリー。

 9年ぶりの連ドラ主演となる池脇さんが、主人公の新米ホステス・笛吹新と、伝説のママ・ジルバの2役を演じる。「BAR OLD JACK & ROSE」のホステスは中尾ミエさん、久本雅美さん、草村礼子さん、中田喜子さん、草笛光子さん、マスターは品川徹さんが演じる。真飛聖さん、江口のりこさん、山崎樹範さんらも出演する。

 第2話では、「BAR OLD JACK & ROSE」で見習いホステス“アララ”として働きだした新(池脇さん)。熟女ホステスたちの明るく前向きな姿に感化され、昼間の職場でも楽しそうな新に、同僚の浜田スミレ(江口のりこさん) や村木みか(真飛聖さん)らは「まさか……ホスト?」と勘違い。元カレの前園(山崎樹範さん)も気が気ではない。

 店では、くじらママ(草笛光子さん)やエリー(中田喜子さん)、ナマコ(久本雅美さん)、ひなぎく(草村礼子さん)ら熟女ホステスと共に、慣れないながらもまずまずの接客ぶりを見せていたが、早くも試練が訪れる。店恒例のダンスタイムとなり、次々とソシアル(社交)ダンスを踊り始める常連客とホステスたちの中、ダンス経験のない新はオロオロするばかりで……という展開だった。

 劇中では、ダンスの練習に励む新の姿が描かれたほか、ラストでは、キュートなファッションに身を包んだ新が「よく考えたらね、40(歳)ってまだまだこれからかなって。諦めるのはやめた」と話すシーンも登場した。SNSでは「『その女、ジルバ』を見ていたらすごく希望が湧いてくる」「『その女、ジルバ』泣ける。底まで落ちたらあとは上がるだけ」「配役が完璧すぎて、感動すら覚える」などの感想も書き込まれた。

 また、「BAR OLD JACK & ROSE」の2代目ママで、“くじらママ”こと久慈きら子役の草笛さんについて、「本当キレイだし、こういう年のとり方したいなあ」という意見もあった。

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