女優の芳根京子さんが、4月30日からNHKの「ドラマ10」枠で放送される連続ドラマ「半径5メートル」(総合、金曜午後10時)で主演を務めることが分かった。芳根さんは女性週刊誌記者・前田風未香(ふみか)を演じる。永作博美さんが、風未香とコンビを組むベテラン記者・亀山宝子(たからこ)役で出演する。
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「半径5メートル」は、風未香と宝子が、世の女性たちの“もやもや”や生きづらさを週刊誌で取り上げることで、世の中を揺り動かしていく姿を描くドラマ。「週刊女性ライフ」の記者・風未香は、芸能ゴシップを追う「一折(いちおり)」班で失態を演じ、生活情報を取り上げる「二折(におり)」班に異動になる。そこで風未香が出会ったのは、ベテラン名物記者・宝子だった。風未香は一風変わった取材方法を取り入れる宝子とともに、女性たちの身近な問題、いわば“半径5メートル”の問題に迫っていく。
脚本は「救命病棟24時」の第1、第2シリーズや、「僕の生きる道」「僕と彼女と彼女の生きる道」「僕の歩く道」などを手がけてきた橋部敦子さんが担当する。橋部さんがNHKのドラマの脚本を手がけるのは、連続テレビ小説「ファイト」(2005年度上期)以来、16年ぶり。監督は、映画「幼な子われらに生まれ」(2017年)で、第41回モントリオール世界映画祭の審査員特別グランプリを受賞した三島有紀子さんが務める。
芳根さんは「永作さん演じるベテラン記者の宝子さんとバディを組んで、振り回されながらもどんどん成長する風未香を見守ってください! そして実際に聞いたことのあるような出来事がいろいろと出てくるので私自身とても興味深いです。クスッと笑いながらズシッと感じてもらえたらうれしいです」とコメント。
永作さんは「『生きることって大変なんだな』と思わずにはいられない今日この頃。運試しのような気分にもさせられます。はてどんな努力が必要なんでしょうかねぇ。力抜いて先に進めるならそうしたい。頭の片隅に長いこと住み着いているモヤモヤをノックする時ですかね。『半径 5 メートル』、狭いようでたっぷり詰まっているこの範囲と、スタッフと共にゆっくりと対峙(たいじ)していけたらと思っています。誰かの何かの手助けになればと祈る気持ちです。でも、きっとそうします。楽しみに待っていてください」と語った。
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