ここは今から倫理です。:第4回 “高柳”山田裕貴に突きつけられる鋭い問い 何が「善」で何が「悪」?

NHK連続ドラマ「ここは今から倫理です。」第4回の一場面 (C)NHK
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NHK連続ドラマ「ここは今から倫理です。」第4回の一場面 (C)NHK

 雨瀬シオリさんの異色マンガを、俳優の山田裕貴さん主演で実写化したNHKの連続ドラマ「ここは今から倫理です。」(総合、土曜午後11時半)第4回が2月6日に放送される。近藤陸(川野快晴さん)は倫理の授業の生徒の一人。ある日、兄のカイト(山科圭太さん)がヤクを持って逃げたとチンピラたちから言いがかりをつけられ暴行を受ける。そこに現れた“ジュダ”と呼ばれる男(成河さん)に助けられた陸だったが、今度はジュダが経営するバーに連れこまれ軟禁されてしまう。

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 そこに飛び込んでくる高柳(山田さん)。ジュダと高柳の間にはかつて、一人の女子生徒をめぐり浅からぬ因縁があった。高柳は陸を連れ出そうとするが、ジュダはそれを阻み、ハンナ・アーレントの“悪の陳腐さ”について、鋭い問いを突きつける……。同回の予告編には、「生徒に襲いかかる闇―」「何が『善』で何が『悪』か―」といった文字が躍っている。

 ドラマは、アニメ界でも活躍する劇作家・高羽彩さんが脚本を担当。原作同様にシリアスな問題を抱えている生徒たちが、高柳による倫理と哲学の言葉に出合うことで、変化していく姿が描かれる。同局の「よるドラ」枠での放送で、山田さんがミステリアスで風変わりな倫理教師・高柳を演じる。

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