広瀬すず&櫻井翔:天才すぎる助手とポンコツ探偵役で連ドラW主演 豪華スタッフ集結の日テレ4月期「ネメシス」 

4月スタートの連続ドラマ「ネメシス」でダブル主演を務める広瀬すずさん(左)と櫻井翔さん=日本テレビ提供
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4月スタートの連続ドラマ「ネメシス」でダブル主演を務める広瀬すずさん(左)と櫻井翔さん=日本テレビ提供

 女優の広瀬すずさんと、人気グループ「嵐」の櫻井翔さんが、4月から放送される連続ドラマ「ネメシス」(日本テレビ系、日曜午後10時半)でダブル主演を務めることが2月22日、明らかになった。広瀬さんは、2019年のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」以来の連ドラ主演、櫻井さんは嵐の活動休止後、初の連ドラ主演となる。

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 ドラマは、広瀬さん扮(ふん)する“天才すぎる助手”の美神(みかみ)アンナと、櫻井さん演じる“ポンコツ探偵”の風真尚希の凸凹バディーがコミカルなやり取りで難事件を解決していく様を描く。2人は失踪したアンナの父を捜しており、父が失踪した謎を解く鍵は、闇に葬られた“20年前のある事件”が関係していた……という展開で、全10話、1話完結形式で、事件を解決するごとに20年前の事件の断片が明らかになっていく。毎話、2人をサポートする助っ人が登場する。

 映画「きいろいゾウ」などを手掛けた映画監督の片岡翔監督と、映画「サイタマノラッパー」シリーズや「22年目の告白 ‐私が殺人犯です‐」などでメガホンをとった入江悠監督が脚本を担当するオリジナルストーリー。入江監督が総監督、映画「22年目の告白 ‐私が殺人犯です‐」、広瀬さんが主演を務めた「ちはやふる」シリーズや、「新解釈・三國志」、「キングダム」などを手がけた北島直明さんがプロデューサーを務める。各話のトリックは気鋭の推理小説作家が監修。映画スタッフが集まって制作される演出と映像美が見どころになるという。

 アンナを演じる広瀬さんは「自由人なアンナを、楽しみながら見てもらえたらうれしいです」とコメント。風真役の櫻井さんは「日曜日の夜、ワクワクして目がさえてしまうような作品を作れたら。そんな思いで本日も撮影に挑んでいます。どうぞよろしくお願い申し上げます」と話している。

 ◇広瀬すずさんのコメント

 脚本を初めて読んだときの感想としては、とにかくテンポ感が面白かったです。笑えるところも多いのに繊細で、ネメシスという家族のようなチームの温かさもあり、ここが居場所になるんだなあとすぐに思える本でした。

 入江組の撮影現場は、ラフな、そして、早い、とてもフラットな現場ですが緊張感もあるような。でも面白く楽しいシーンではスタッフさんが笑ってくれるのがとても印象的で、うれしいです。

 美神アンナを演じる上で、自分の中に軸はあり、でもそれを感じてるのは私だけでいいかなと思いながら、自由人なアンナを、楽しみながら見てもらえたらうれしいです。意外とまだ18歳(アンナの年齢)という、不意に出る素直な隠しきれない思いも大切にしたいです!

 ◇櫻井翔さんのコメント

 まずは、オリジナル作品のミステリーであること、そして映画スタッフが集結するというスケールの大きさに驚きました。およそ3年ぶりのお芝居の現場。入江監督の下、まるで映画の撮影をしているかの様な空気が流れる中、緊張感がありながらも楽しみながら撮影を進めています。

 広瀬さんとは、映画「ラプラスの魔女」、「NHK紅白歌合戦」でご一緒して以来、3度目の共演。一緒にいる誰をも笑顔にしてしまう魅力の持ち主ですが、お芝居のスイッチが入ると、圧巻の一言です。入江監督とは、演出していただく合間でのHIPHOP談義に話が尽きません。

 個性と個性のぶつかり合い。濃厚なセッションをしているかのような現場。1日も早くご覧いただきたいとの思いを抱きながら、一日一日を丁寧に作り上げています。たくさんの人に愛される“風真”を作れたら。日曜日の夜、ワクワクして目がさえてしまうような作品を作れたら。そんな思いで本日も撮影に挑んでいます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 ◇企画・プロデューサーの北島直明さんのコメント

 子供の頃、テレビドラマで描かれる世界に憧れ、ワクワクしながら毎週の放送を楽しみにしていました。「木更津キャッツアイ」「池袋ウエストゲートパーク」「古畑任三郎」「ロングバケーション」「ひとつ屋根の下」「踊る大捜査線」「金田一少年の事件簿」などなど。今一度、ドラマ放送を待ちわびて、テレビの前に集まっていただけるようなドラマを作りたい! そういう思いで「ネメシス」を立ち上げました。

 映画「22年目の告白 ‐私が殺人犯です‐」で、驚きのラストを作り上げた入江悠監督を総監督に迎え、演出・片桐健滋さん、脚本家・片岡翔さん、5人の一流推理小説家の皆様と共に、極上のミステリー・エンターテイメント・ドラマを作り上げました。

 万華鏡のように毎話、姿を変えていきます。1話1話が上質な謎解きミステリーであり、そして、謎を解けば解くほど、また新しい謎が生まれていく……。さらに、最終回までに、気鋭の新人俳優から名優・名女優、総勢75人以上の俳優が出演します。毎週の展開が待ち遠しくなる、そんなドラマになっています。

 広瀬すずさん、櫻井翔さんが演じる探偵バディーと一緒に、笑って、謎を解いて、楽しい日曜の夜を過ごしていただけたら、と思います。

 ・広瀬さんと櫻井さんの起用理由

 広瀬さんには、「ちはやふる」にご出演いただいたときから、“無敵”な印象を持っていましたが、その後も、映画にドラマに舞台にと、八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍をされ、どんどん光り輝く女優になられました。「美神アンナ」という“無敵な女性”を演じていただけるのは、広瀬すずさんしかいない、と思い、出演オファーをさせていただきました。広瀬すずさんの新しい一面にもご期待ください! 飛んで、走って、歌って、戦って……楽しい“無敵女子”を演じていただいています。

 櫻井さんは、絶対に一緒に仕事がしたい、と熱望していた方でした。これは、僕の夢でした。「家族ゲーム」「ブラックボード」「神様のカルテ」など、“人間らしさ”を表現できる素晴らしい役者です。「風真尚希」は、とても人間臭くて、人の為に頑張れる人です。そして、一生懸命になり過ぎて、空回ってしまう、そんな愛らしい人です。そういう人を演じる事ができるのは櫻井さんしかいない、と企画を立てた時から思っていました。ですので、今回、オファーを受けてくださったことは本当にうれしく、そして、現場で見せてくださる芝居は、想像以上でした。“役者・櫻井翔”を楽しんでいただけるドラマになっています。

 ◇入江悠監督のコメント

 広瀬さん、櫻井さんとは、互いに目指すものが通じ合う瞬間が撮影現場で多々あり、それぞれのキャラクターが早い段階で見えてきました。凸凹感をブレンドした感じが絶妙なんです! 少し息苦しさを感じる今の世の中に、大事なものを抱えながらも生き生きと躍動するアンナと風真は、視聴者が憧れるようなキャラクターになってくれるのではと思っています。

 いつもの映画スタッフたちと映画と変わらない感覚で撮ってはいますが、視聴者の皆さまが次週を楽しみにしてくださるよう、連続ドラマだということを強く意識して撮影しています。そこは映画とは大きく違いますね。

 オリジナル脚本なので、映像で見たときに驚きのあるトリックを考えたりと自由度を楽しめた半面、各話完結ものながらも全話を通して各話が複雑に絡み合いつながっていくという構成構築にとても苦労しました。最終話に向けて、すごい仕掛けがありますので、ぜひ最後まで見逃さずにご覧ください!

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