俳優の細田佳央太(かなた)さんが、阿部寛さん主演で4月期の「日曜劇場」枠でスタートする連続ドラマ「ドラゴン桜」(TBS系、日曜午後9時)の続編に出演することが3月12日、分かった。細田さんは東大クラス“東大専科”の生徒・原健太役で、「日曜劇場に出演することが一つの目標だったので、オーディションを経て、健太役に選んでいただけたと聞いた時はとてもうれしかったです」と喜びをコメントしている。
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細田さんは、2019年公開の映画「町田くんの世界」(石井裕也監督)で、1000人以上が参加するオーディションを勝ち抜き、見事、主演の座を射止めた。その後、2020年は「十二単衣を着た悪魔」(黒木瞳監督)、今年は「花束みたいな恋をした」(土井裕泰監督)に出演。今夏には「子供はわかってあげない」(沖田修一監督)への出演も控える新鋭だ。
「ドラゴン桜」で演じる原は、昆虫が大好きな心優しい少年だが、ある問題を抱え周囲から孤立しているという役どころ。今回の生徒役の発表は第2弾で、あと5人の発表を控えている。
「ドラゴン桜」は、三田紀房さんの同名マンガが原作。2005年に放送された前作では、元暴走族で弁護士の桜木建二(阿部さん)が「倒産寸前、低偏差値」の私立龍山高校に赴任し、超進学校に再生させるため生徒と奮闘する姿を描いた。今回の続編は、マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載中の「ドラゴン桜2」を原作に、ドラマオリジナルストーリーも展開される。
原健太役の細田佳央太です。日曜劇場に出演することが一つの目標だったので、オーディションを経て、健太役に選んでいただけたと聞いた時はとてもうれしかったです。
僕が演じる原健太は、とある問題を抱えている少年です。僕自身もそうですが、普段の生活の中で、他人と比べて劣等感を抱いてしまったり、何らかの壁があって生きづらく感じたりすることもあると思います。しかし、だからといって自分の夢ややりたいことを、決して諦めたくはありません。このドラマをご覧になって、また、健太という役を通して、どんなに高い壁があったとしても、夢をかなえるために頑張ろう!と前向きな気持ちを持っていただけたらうれしいです。
監督とお話しし、健太のイメージに近づけるように(体重を)増量し、これから髪も短く切って撮影に臨みます。外見を変えることでの役作りは初めてで、身が引き締まる思いです。一つ一つ丁寧に演じることを心掛けて頑張ります。ぜひ、ご覧ください!
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