その女、ジルバ:最終回 世の中の状況が一変 “新”池脇千鶴、41歳の誕生日を迎えて

連続ドラマ「その女、ジルバ」最終回のワンシーン=東海テレビ提供
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連続ドラマ「その女、ジルバ」最終回のワンシーン=東海テレビ提供

 女優の池脇千鶴さん主演のドラマ「その女、ジルバ」(東海テレビ・フジテレビ系、土曜午後11時40分)最終第10話「新しい光」が3月13日に放送される。予告動画では“くじらママ”こときら子役の草笛光子さんが「命さえあればなんとかなる。前向いていきましょ」と話す場面が公開されている。

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 2020年10月。世の中の状況が一変、あらゆる飲食店が窮地に陥る中、「OLD JACK&ROSE」もまた、客の足が途絶え静まり返っていた。そんな中、新(池脇さん)は41歳の誕生日を迎えた。店では、きら子(草笛さん)やエリー(中田喜子さん)らおなじみのメンバーがささやかに誕生パーティーを開いていた。

 新がこの店で働き始めて1年。「こんな時なのに……」と恐縮する新に、ナマコ(久本雅美さん)やひなぎく(草村礼子さん)らはこんな時だからこそ盛り上がりたいと本音をこぼす。出口の見えない閉塞感に皆が限界を感じていたのだ。その時、幸吉(品川徹さん)が「みんなに話したいことがある」と話し始め……。

 原作は「第23回手塚治虫文化賞マンガ大賞」を受賞した有間しのぶさんの同名マンガ。アパレル店員から物流倉庫へ左遷された主人公・新が40歳未満お断りの「BAR OLD JACK & ROSE」に飛び込み、高齢ホステスたちの刺激を受けながら、忘れかけていたものを取り戻していく物語。

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