フジテレビ:“ヤンシナ”大賞作「サロガシー」今夜、放送 ドラマ初主演の堀田真由が代理母出産 斎藤工ら出演

3月24日深夜放送のドラマ「サロガシー」のワンシーン(C)フジテレビ
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3月24日深夜放送のドラマ「サロガシー」のワンシーン(C)フジテレビ

 “若手脚本家の登竜門”と言われるフジテレビの「第32回フジテレビヤングシナリオ大賞」で大賞を受賞した的場友見(まとば・ともみ)さんの作品を映像化したドラマサロガシー」が3月24日深夜0時55分から関東ローカルで放送される。女優の堀田真由さんがドラマ初主演し、主人公の江島環とその家族が、LGBTQやサロガシー(代理母出産)に向き合っていく姿を描く。

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 環の兄・江島聡は細田善彦さん、聡のパートナーの水野圭人は猪塚健太さん、環と聡の母・彰子は宮田早苗さん、父・忠は井上肇さん、聡の元恋人で、環が通う産婦人科医の西岡麻友は松本若菜さん、環の会社の同僚・野池幸四郎は田村健太郎さん、同社の先輩・神谷晃は斎藤工さんが演じる。

 建築士として現場で働く独身の環は、聡のために代理母出産することを決意。妊娠4カ月を過ぎた頃、両親に「お兄ちゃんの子」を妊娠したと事後報告し、両親は取り乱す。聡はそこで初めて両親に同性愛者だと告白。環は、聡のパートナーの圭人の精子と自分の卵子で出来た子供を代理母出産すると改めて説明する。幼い頃から兄ばかり可愛がり、環の女性性に過剰なほど嫌ってきた彰子は「理解ができない」と詰め寄る。環は彰子にますます反発心を強める。

 環と聡は、聡の元恋人の麻友がいる産婦人科に通う。麻友は2人の生き方を理解し、応援する。そんな中、聡は、産まれた子供を引き渡す時の環の心理的負担を考えていた。環が妊娠9カ月を迎えた頃、切迫早産で倒れ、緊急入院する……。

 「フジテレビヤングシナリオ大賞」は、これまで坂元裕二さん、野島伸司さん、水橋文美江さん、橋部敦子さん、浅野妙子さんら人気脚本家を輩出。32回目の今回は、応募1567作品の中から、的場さんの脚本が選ばれた。

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