エール:第29回橋田賞受賞 「シリアスな内容にも果敢に挑戦、物語と歌の力で元気にする作品」と評価

2020年度前期のNHK連続テレビ小説「エール」で主演を務めた窪田正孝さん(左)とヒロインを演じた二階堂ふみさん
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2020年度前期のNHK連続テレビ小説「エール」で主演を務めた窪田正孝さん(左)とヒロインを演じた二階堂ふみさん

 俳優の窪田正孝さんが主演を務めたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」(2020年)が、脚本家の橋田壽賀子さんが理事を務める「橋田文化財団」主催の第29回橋田賞を受賞した。

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 審査の結果「作曲家・古関裕而氏とその妻をモデルに、音楽の絆で結ばれた夫婦や仲間たちのドラマを、激動の昭和を舞台に描き、さらに、戦争協力した人間の戦後の葛藤などシリアスな内容にも果敢に挑戦し、コロナ禍という未曽有の困難に見舞われた日本を、物語と歌の力で元気にする作品で多くの視聴者に支持された」と評価された。

 「エール」は、昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲を数々生み出した作曲家・古山裕一(窪田さん)と、裕一の妻で、自らも歌手になる夢を追い続ける音(二階堂ふみさん)の、音楽と共に生きる夫婦の物語を描いた。

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