羽田美智子:「隕石家族」以来の「オトナの土ドラ」枠主演 隕石衝突後の世界で天才詐欺師に 結木滉星、久間田琳加、中村俊介も

6月5日スタートの連続ドラマ「#コールドゲーム」に出演する(上段左から時計回りに)結木滉星さん、羽田美智子さん、中村俊介さん、ずんのやすさん、久間田琳加さん
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6月5日スタートの連続ドラマ「#コールドゲーム」に出演する(上段左から時計回りに)結木滉星さん、羽田美智子さん、中村俊介さん、ずんのやすさん、久間田琳加さん

 女優の羽田美智子さんが、6月5日から東海テレビ・フジテレビ系の「オトナの土ドラ」(土曜午後11時40分)枠で放送される連続ドラマ「#コールドゲーム」に主演することが4月14日、分かった。羽田さんが同枠の作品で主演を務めるのは、2020年4月期放送の「隕石家族」以来、約1年ぶり。羽田さんのほか、結木滉星さん、久間田琳加さん、「ずん」のやすさん、中村俊介さんの出演も発表された。

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 ドラマは、NHK大河ドラマ「天地人」「花燃ゆ」、東海テレビ制作の帯ドラマ「花嫁のれん」、連続ドラマ「隕石家族」などの小松江里子さんが脚本を担当するオリジナル作品。隕石(いんせき)衝突の影響で極寒の氷河期に入った地球が舞台。羽田さん扮(ふん)する天才詐欺師・木村祥子と偽装家族の姿を描くサバイバルストーリー。全8回。

 結木さんは、祥子の偽装家族・木村家の長男で、恋人と父親を死に追いやった人物に復讐(ふくしゅう)を企てる大輝、久間田さんは木村家の長女で、大輝に恋心を抱く頭脳明晰(めいせき)な高校生の陽菜、やすさんは木村家の父で、人がいい隆、中村さんは、木村家が身を寄せる避難所「第七支部」を取り仕切る支部長で元国会議員の如月雄一郎をそれぞれ演じる。

 ◇羽田美智子さんのコメント

 昨年の「隕石家族」に続いてのオトナの土ドラ出演で、「隕石家族」の現場があまりにも楽しかったので「もう一度あの現場に帰れる!」と、とてもうれしかったです。

 詐欺師役と聞いて、私以外のスタッフは全員私には無理だと思ったそうですが、実は私、ずっと詐欺師役をやってみたかったんです! だから、「あーっ!キター!」と思いましたね。以前、詐欺師の女性の話を見て、「この人が、こんな多くの人をだますその背景にはいったい何があるんだろう……?」と考えた時に、詐欺師の役ってきっと面白いんだろうなと感じたんです。でもそういうオファーは来ないんだろうな…と思っていたところに今回の話をいただけたので、すごく楽しく生き生きと演じられていると思います。

 ストーリーは、「奇想天外!!!」の一言に尽きます。地球に隕石が衝突することが分かってからの人間のあり方を問うた昨年の「隕石家族」から、今回はさらに進んで、隕石が衝突した後に氷河期を迎えた地球が舞台、という設定に思わず笑ってしまいました。

 私が演じる祥子は詐欺師というぶっ飛んだ設定ではありますが、本質は絶望感や孤独感をエネルギーに変えて、一心不乱に生きていくたくましさを持った女性だと捉えています。普段の私は不器用でドジなことをしてしまいがちなのですが、祥子は完璧な女性です。性格が自分とは真逆なので、歩き方や立ち方も意識的に変えています。

 共演者の皆さんもすてきな方ばかりで、滉星くんは、外見だけでなく内面的にも、こんな息子が本当にいたらいいなと思ういい男っぷりですし、琳加ちゃんはふわふわしたマシュマロみたいに可愛いのに、乱暴な役柄とのギャップが面白いです。やすさんは一生懸命お芝居のことを聞いてきてくださるので、大きな弟ができた気分です(笑い)。中村さんとは「隕石家族」でもご一緒しましたが、またもや一癖も二癖もある役を演じています。そんな役でも中村さんが演じるとチャーミングになるので不思議です。

 今まで見たことのないような世界観で、私自身も演じたことのない役柄に挑戦しています。もしもこういう時代がきたら……というSF要素があり、人と人のつながりや、家族とは? というテーマも流れていて、非常に面白いドラマになっていると思いますので、ぜひご期待ください。

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