KAT-TUN上田竜也:「ネメシス」出演は「良い巡り合わせ」 グループ15周年と重なり「縁感じる」 話題の“アニキ”櫻井翔との共演も

連続ドラマ「ネメシス」で共演する上田竜也さん(左)と櫻井翔さん(C)日本テレビ
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連続ドラマ「ネメシス」で共演する上田竜也さん(左)と櫻井翔さん(C)日本テレビ

 広瀬すずさんと櫻井翔さんダブル主演の連続ドラマ「ネメシス」(日本テレビ系、日曜午後10時半)。“天才すぎる助手”美神アンナ(広瀬さん)と、“ポンコツ探偵”風真尚希(櫻井さん)の凸凹バディーが難事件を解決していく物語で、4月18日に放送される第2話からは、2人の助っ人として人気グループ「KAT-TUN」の上田竜也さん演じる超職人気質の道具屋・星憲章が登場する。上田さんはグループの結成15周年と重なるタイミングでのドラマ出演について「良い巡り合わせ」だと感謝する。公私ともに仲が良く“アニキ”と慕う櫻井さんとの共演などドラマの話をはじめ、アニバーサリーイヤーを迎える思いを聞いた。

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 ◇“アニキ”櫻井翔に甘えず、“役者”として向き合う 現場は「穏やかな空気感」

 上田さんの出演発表時、話題となったのが櫻井さんとの共演だ。ジャニーズ事務所のメンバー内では、“アニキ会”と称される櫻井さんを慕う面々での集まりが開かれているというのはよく知られた話。上田さんはその一員として、バラエティー番組をはじめ、これまで数々のメディアで熱い気持ちを表に出してきた。

 ドラマ共演の話を聞いた上田さんは櫻井さんに連絡したといい、「“アニキ(櫻井さん)”から『一緒に芝居で暴れよう』と声をかけていただきました」と裏話を告白。「バラエティー以外での共演は新鮮」と感想も語ってくれた。

 プライベートでも交流の深い上田さんと櫻井さんだが、現場では互いに“役者”として向き合っているという。「芝居なので、僕たち自身の仲はあまり関係ないじゃないですか。だから、そこに甘えすぎてはいけないと思っていますし、作品を良くするために“アニキ”を含め、皆さんとどう向き合えるのかを考えています」と、普段とは異なる関わり方を意識しているようだ。

 撮影初日は現場での自身の“在り方”について悩むこともあるという上田さん。しかし、今回は「スッと自然に入り込めた」と話し、「“アニキ”が作り上げている空気感というか、現場入りしたときにスタッフの方々も楽しそうにのびのびやっていて、穏やかな空気感でいいなと思いました」と、櫻井さんの主演としての魅力を明かす。

 本作の見どころともなる、広瀬さんと櫻井さんのコンビネーションも「ほほ笑ましい」といい、「広瀬さんは思っていたよりも天真爛漫(らんまん)。お二人はオフのやり取りもきゃっきゃっとしていて、兄と妹みたいで可愛らしい」と目を細めていた。

 ◇演技への挑戦続き「楽しい」 “未来の自分”に期待も

 近年ドラマへの出演が続き、演技面でも活躍を見せている上田さん。芝居に触れる機会が多い現状について、上田さんは「まずはやっぱりうれしい。役を通していろいろな人の気持ちになれるので楽しい」と充実感をのぞかせる。

 昨年からは、2000年から続く「Kinki Kids」の堂本光一さん主演の舞台「SHOCK」シリーズにも参加。「SHOCK」にはこれまで、ジャニーズJr.を含む数々のジャニーズメンバーが出演しており、芝居を学ぶ成長の場にもなっている。上田さんにとって「SHOCK」を経験して生まれた変化は、どのようなところにあるのだろうか。

 そう聞くと、上田さんは「気づくのはこれからじゃないですかね」と即答した。「今は自分でここが成長したという自負はなくて。でも、気づかないところで確かに変化していると思うので、未来の自分がどう変わっているのか楽しみです」と、今後に期待を膨らませた。

 ◇KAT-TUN15周年への思い ドラマ出演は「良い巡り合わせ」

 そして、上田さんの活動の根幹にあるのがKAT-TUNだ。今年でデビュー15周年を迎えるにあたり、上田さんは「僕たちは5周年、10周年をうまくやることができず、これまで記念としてファンの方に感謝を伝えられていなかった。だからこそ、15周年はいろいろな形でファンの方に楽しんでもらおう、感謝を届けようというのが僕たち3人のテーマになっています」と、アニバーサリーイヤーへの思いを明かす。

 3月には15周年を記念した配信ライブも行われ、「配信という形ではありましたが、動員人数に限りがある有観客のライブより多くの方に届けることができた。いろいろな方に見ていただけたという点は、コロナ禍の中でも、自分たちにとって明るい出来事だったと思います」と、万感の思いを込めて語る。「リハーサルで6人のときに歌っていた音源を聞いて、感慨深さもありました。いつもより当時のことを思い出した気がしますね」と、懐かしむ横顔も印象的だった。

 最後に「15周年というタイミングでドラマに出演できるのは良い巡り合わせ」だと感謝した上田さん。自身が慕う櫻井さんとの共演を含め「縁を感じる」といい、「ファンの方々に15周年を楽しんでいただく一つの機会になればうれしい」と語っていた。

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