上田麗奈:「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」 ギギ役で「もろい人である原因を意識」

上田麗奈さん(左)と「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のビジュアル(C)創通・サンライズ
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上田麗奈さん(左)と「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のビジュアル(C)創通・サンライズ

 人気アニメ「ガンダム」シリーズの劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」(村瀬修功監督、5月7日公開)で、ギギ・アンダルシアを演じる上田麗奈さんがコメントを寄せた。上田さんは「本番では、ギギがもろい人である原因を意識しながら頑張りました」と話している。

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 「閃光のハサウェイ」は、1989~90年に富野由悠季さんが発表した小説が原作。宇宙世紀0105年を舞台に、第二次ネオ・ジオン戦争で苦い別離を経験したブライト・ノアの息子ハサウェイが新型モビルスーツ・Ξ(クスィー)ガンダムを駆って、地球連邦政府に反旗を翻す姿を描く。

 ◇上田麗奈さんのコメント

 -ー出演が決まった時の気持ちは?

 オーディションは全く手応えのないまま終わってしまっていたので、決定のご連絡をいただいた直後はとても驚きましたし、すごくうれしかったです。ただ時間が経つに連れて、さまざまなプレッシャーや不安も大きくなっていって。ご連絡をいただいた日から、今作に至るまでの物語を予習したり、いろいろな方にお話を伺ったり、一生懸命準備をし始めたのを覚えています。

 --台本を読んだ印象、演じる際に意識したことは?

 初めて台本を読んだ時は、 「……もう一回読もう」と思いました。想像以上に“人間”のお話だったので、文字から思い描ける絵の動きに可能性がありすぎたということもありましたし、ギギの、安定しているように見えて、不安定な一面が、どうして見受けられるのか、しっかり理解できなかったということも理由の一つでした。ただ現場で監督方のお話を伺うと、分からなかったことがどんどん解決されていって。本番では、ギギがもろい人である原因を意識しながら頑張りました。

 ー-メッセージをお願いします。

 収録が始まる前、時間をかけながらすごく丁寧に、作品や登場人物たちのことを説明をしてくださいましたし、収録中も、お芝居の方向性やアプローチに対して監督方の中でどんどんアイデアが生まれてくるのを、目の当たりにしていました。ぜひ一緒に、ハサウェイやギギたちのことを見守っていただけますと幸いです。

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