関水渚:「アノニマス」ヒロイン女優がドラマ初主演 テレ東で7月期で仲村トオルとW主演

連続ドラマ「八月は夜のバッティングセンターで。」で主演を務める関水渚さん (C)「八月は夜のバッティングセンターで。」製作委員会
1 / 4
連続ドラマ「八月は夜のバッティングセンターで。」で主演を務める関水渚さん (C)「八月は夜のバッティングセンターで。」製作委員会

 女優の関水渚さんが、テレビ東京で7月期に放送される連続ドラマ八月は夜のバッティングセンターで。」で、俳優の仲村トオルさんとダブル主演を務めることが5月18日、明らかになった。今年1月期の同局の連続ドラマ「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」で、ヒロインを演じたことも話題になった関水さんは、今回がドラマ初主演となる。

あなたにオススメ

 「八月は夜のバッティングセンターで。」は、2019年にテレビアニメ化されたことでも知られる、青春×女子高生×高校野球がテーマのスマートフォン向けゲーム「八月のシンデレラナイン」(アカツキ)から着想を得た連続ドラマ。4月25日に開催されたゲームのライブイベントで、ドラマ化が発表されていた。

 都内のバッティングセンターで、夏休みにアルバイトをすることになった17歳の女子高生と、「バットのスイングだけで、その人がどんな悩みを抱えているかわかる」と豪語する47歳の謎の元プロ野球選手の男性が、バッティングセンターに現れる悩める女性たちを、「野球論」で例えた独自の「人生論」で解決へと導いていく……という内容。ドラマには、野球好きであれば誰もが知っている、往年の“野球レジェンド”たちが登場するという。

 野球部のマネジャーを務めたことがある関水さんが演じるのは、夏休みの期間だけ叔父が営む「夏葉バッティングセンター」でアルバイトをすることになった17歳の女子高生・夏葉舞。ドラマ初主演の大役を「大きなプレッシャーもありますが、自分自身が楽しんで舞を演じることで見てくださる皆様にも楽しんでいただけるように頑張りたいと思います!」と意気込む。

 中学時代に野球部だった仲村さんは、毎晩のようにお客さんのスイングを眺めている謎の男性・伊藤智弘を演じる。オファーを聞いたときの感想を「14歳だった夏に『自分にはプロになる才能がない』とあきらめた野球を、約40年後にプロの役者として元プロ野球選手をやらせてもらえる幸せを感じました」と語っている。

 連続ドラマ「八月は夜のバッティングセンターで。」は7月7日深夜スタート。毎週水曜深夜1時10分に放送。


 ◇関水渚さんのコメント

 ――出演のオファーを聞いた時の感想をお聞かせください。

 テレ東さんの番組を本当にたくさん見ているので、「アノニマス」に引き続きテレ東さんのドラマに出演させていただけることがとてもうれしかったです!

 ――ドラマ初主演となりますが、意気込みをお聞かせください。

 ドラマの主演を務めさせていただくのは初めてなので、大きなプレッシャーもありますが、自分自身が楽しんで舞を演じることで見てくださる皆様にも楽しんでいただけるように頑張りたいと思います!

 ――夏葉舞という役柄の印象をお聞かせください。役作りで準備したことはありますか?

 若くて真っすぐでうらやましくも思ってしまうほどでした。今は一生懸命野球の練習をしています。

 ――関水さんは高校時代に野球部のマネジャーをされていたとのことで、野球になじみがあると思いますが、撮影で楽しみにしていることはありますか?

 毎回、元プロ野球選手の方が出演してくださるので、皆さんの野球のプレーを間近で見られることがとても楽しみです。

 ――視聴者の皆様へメッセージをお願いします。

 このドラマが皆様の毎週の楽しみになるように、精いっぱい舞を、野球を楽しみながら頑張りたいと思います。ぜひご覧ください!

 ◇仲村トオルさんのコメント

 ――出演のオファーを聞いた時の感想をお聞かせください。

 14歳だった夏に「自分にはプロになる才能がない」とあきらめた野球を、約40年後にプロの役者として元プロ野球選手をやらせてもらえる幸せを感じました。

 ――関水渚さんの印象をお聞かせください。

 映画「町田くんの世界」を見て、「すばらしい女優さんだ」と思いました。ドッジボールのようなキャッチボールができそうで共演がとても楽しみです。

 ――悩める女性を「野球論」で解決していく男・伊藤智弘という役柄の印象をお聞かせください。

 昭和の町に一人はいた「人のことを人ごととしない」、もはや、死語かもしれない「おせっかい」に全力投球する時代遅れの男のように思います。AIに負けないくらい令和に必要な人だと思います。

 ――仲村さんは大の野球好きと伺っていますが、これまでの野球との関わり、また撮影で楽しみにしていることはありますか?

 俳優の仕事を始めてからも何度も野球をあきらめたことを後悔し、同世代のプロ野球選手を強く意識してきました。野球というスポーツの中には人生に役立つことがとても多くあると思っているので、出演してくださるスーパープレーヤーの方々からたくさんいただけることがあるのではないか、と、とても楽しみにしています。

 ――視聴者の皆様へメッセージをお願いします。

 野球が好きな人にはすごく楽しく、野球をそれほど好きじゃない人でも「野球、いいなぁ」と感じてもらえるような、見てくださった次の日にバッティングセンターに行きたくなるようなドラマにしたいと思っています。

写真を見る全 4 枚

テレビ 最新記事