城島茂:50歳で連ドラ初主演 反抗期の息子を愛する“ザ・大阪のオカン”役 「親として成長できたら」

10月から放送される連続ドラマ「サムライカアサン」で主人公の伊佐木よい子を演じるTOKIOの城島茂さん(C)NTV・J Storm
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10月から放送される連続ドラマ「サムライカアサン」で主人公の伊佐木よい子を演じるTOKIOの城島茂さん(C)NTV・J Storm

 人気グループ「TOKIO」の城島茂さん(50)が、10月期に日本テレビのシンドラ枠(月曜深夜0時59分)で放送される連続ドラマ「サムライカアサン」で、連続ドラマ初主演を果たすことが5月22日、分かった。城島さんは「50歳で連ドラ初主演になるのですが、この歳にしてちょっとドキドキしております。普段バラエティーばかりなので、ドラマのお話をいただいて驚きました」とコメントしている。

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 ドラマは、板羽皆さんの同名マンガ(集英社)が原作。城島さん演じる“ザ・大阪のオカン”伊佐木よい子は、高校3年生で反抗期の息子・武士と、夫のジョージに全力で愛情を注いでいる。そんな母子が弁当や内緒のアルバイトで大げんかしたり、武士に恋人が発覚してひともんちゃくあったりの毎日を過ごす。そして、武士が実家から巣立つまでの日々を笑いあり、涙ありで描く。

 城島さん演じるよい子のビジュアルも公開された。城島さんは「オカン役には全く抵抗なく(笑い)。こうして伊佐木よい子の姿になったら、ますますその気になりました」とコメント。さらに、「自分の中の母性という部分では、TOKIOのメンバーのことはすごく小さい頃から知っているので、当時のやんちゃな時代が垣間見える、照れくさそうな笑顔を見ると、カメラを向けてこっち向いて! と言いたくなることはありますね(笑い)」と自身との経験を重ねている様子で「親は子と共に成長すると聞きますが、僕もこのドラマを通して親として成長できたらと思います」と意気込んでいる。

 ドラマについては「出てくる登場人物みんなが主役で、それぞれの人生を一生懸命生きていて、それを見ながら私も頑張らな! それでええやん! って励まされる、笑いたっぷり、ホロリもいっぱいの物語です。10月の放送までぜひ楽しみにしていてください!」とアピールしている。

 ◇原作・板羽皆さんのコメント

 オカンの役がTOKIOの城島茂さんだと初めて聞いた時、喜びと驚きと同時に「オカンの姿がとても似合いそう」と、とても深い納得がありました。モコモコパーマにかっぽう着姿の城島さんが頭に思い浮かんではとてもしっくりと可愛くて、いとおしい気持ちになります。家族大好きな大阪のオカン。泣いたり笑ったり怒ったり、家族を思う心情や言葉が“城島さんオカン”から出たらきっと、優しく温かく響くに違いありません。可愛くて楽しくてパワフルな“城島さんオカン”で、たくさんの方に楽しい気持ちになっていただきたいです。ドラマ「サムライカアサン」、ぜひお楽しみに!

 ◇演出・内田秀実さんのコメント

 「サムライカアサン」で描かれている世界は、誰もが共感できる母親と息子の青春の1ページです。反抗期バリバリ・親子げんか上等の頃って、母親がうざくてしょーがない! ものですよね(個人差ありますが……)。でも、大人になってから“その頃”を思い出すと、母の温かさ、ありがたみを強く感じます。「超うざい」「本当は優しい」「なんだか笑える」……。さまざまな側面を持つ“オカン”像を、城島茂さんなら、女優さん以上にいやみなく、もっと面白く表現していただけるのでは? そんな期待を込めて出演をお願いしました。 皆さん、どうぞお楽しみに!

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